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ASARI NOTE

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ASARIによるライナーノーツのような音楽紹介です。
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#音楽

Rainbow Ffolly – FFollow Up!

Rainbow Ffollyは、1968年に1枚のアルバムを残して活動を停止したサイケデリックバンドだった…

ASARI
20時間前
5

大山田大山脈 - Selected Early Works​

The Halcyoのボーカリストとして、あるいは安島夕貴名義の弾き語りなど多様な活動を続けるアー…

ASARI
1日前
10

Paul McCartney - One Hand Clapping – The Backyard (One Hand Clapping Sessions)

1975年からスタートしたウィングスのワールドツアーの前に行われたリハーサル”ONE HAND CLAPP…

ASARI
2日前
10

K. Frimpong with Vis-A-Vis - K. Frimpong backed by Vis​-​A​-​Vis

ハイライフ系アフロファンクコラボレーション、1978年作。本作はOko's Band のメンバーでもあ…

ASARI
3日前
7

Teenage Fanclub & Jad Fair - Words of Wisdom and Hope

この組み合わせを最初につないだのは、本作にヴォーカルとして参加しているKatrina Mitchellで…

ASARI
4日前
9

Musical Youth – The Youth Of Today

本作は1982年にMighty DiamondsのPass The KouchieとU BrownのGimme The Musicを組み合わせて…

ASARI
5日前
6

Liana Flores - Flower of the Soul

2024年、Verveからリリースされた本作がメジャーデビュー作品になる。モレレンバウムの参加が個人的にはとても素晴らしいと感じているが、そこから想像する通りブリティッシュフォークにブラジリアンポップが重なり合うとても豊かな作品だと思う。 Hello Againは、クリスベアのパーカッションがチル気味に心地よくかすかにリズムを刻む中で透明感溢れるリアナのボーカルと流麗なピアノにブラジリアングルーブを牽引するギター、あらゆる音がとても有機的に一定の空気を作り出しているところが

Damned - Phantasmagoria

メンバーの脱退や音楽的な変節を経てゴシックやエレポップ的な音楽にたどり着いたダムドの1985…

ASARI
7日前
12

Yellowman - Mister Yellowman

1980年代にダンスホール系DJとして活躍したYellowmanのごく初期のアルバム。ルーツ系レゲエが…

ASARI
8日前
8

Carnaby Street Pop Orchestra - A Taste Of Excitement

1969年作、Keith Mansfiledによる変名ユニット。KPMのライブラリ音源を寄せ集めたアルバムだが…

ASARI
9日前
4

Don Cherry - Modern Art: Live In Stockholm 1977

本作は1977年のライヴが後年音源化されたもの。ドンチェリーはポストフリー期の様々なアプロー…

ASARI
10日前
5

Ghost Funk Orchestra - A Trip To the Moon

2024年、5枚目になるGhost Funk Orchestraはいつもながらのモンド系レトロサウンドトラック的…

ASARI
11日前
9

Flare - Reference to Difference

Ken Ishiiの別名義による1994年リリース作品。リスニング系の実験的なテクノというような雰囲…

ASARI
12日前
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U.S. Maple - Long Hair in Three Stages

シカゴを拠点にしたバンドの1995年のファーストアルバム。ジムオルークがプロデュースしている。アバンギャルドなギターが印象的。アヴァンジャンクサイケと評されている。それらの要素以外にもR.I.O以降のプログレ等、おおよそ逸脱するタイプの音楽がバンドとジムオルークのセンスの中で多様に流入している。 Hey Kingは、冒頭の無調に近いギターのアルペジオからフリーな展開に至るイントロが素晴らしい。この展開に一気に惹き込まれてしまう。中盤に向けて徐々にヘビーサイケ的なサウンドに収