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ASARI NOTE

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ASARIによるライナーノーツのような音楽紹介です。
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2023年6月の記事一覧

Gaidaa - Overture

2020年のデビューEP、オランダのネオソウルSSW。オーガニックな仕上がりだがどこか先鋭的な雰…

ASARI
1年前
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アコースティック5mm - Mr.スカイ

5mmというバンドがある。Beatles~XTC~10ccの流れを汲むPOPバンドと自身を説明しているがまさ…

ASARI
1年前
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Khan Jamal ~ Drumdance to the Motherland

2006年に発表された本作でもサンラを始めとするスピリチュアルジャズ人脈の交流から分かるアヴ…

ASARI
1年前

Jack Johnson - In Between Dub

ごく自然にダブが似合う人。あるいはダブから偏執的な要素を無意識に取り除けるタイプの人。と…

ASARI
1年前
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Sam Wilkes - One Theme & Subsequent Improvisation

2021年、ニューラチチュードと言われることの多い本作がコロナ禍に発表された。ベーシストであ…

ASARI
1年前

Peter Brötzmann Octet - Machine Gun

本作はドイツのフリージャズサックスプレイヤーによる自身のレーベル、BRÖから1968年にリリー…

ASARI
1年前
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Cornelius - 夢中夢

今この文章は、Dommuneの『Cornelius「夢中夢 - Dream in Dream-」Release Program』をオンラインで視聴しながら書いている。筆者は正直なところコーネリアスを熱心に追いかけてきた訳ではない。しかしそんな筆者でさえコーネリアスは常に気になる存在であり続けた。アルバムを発表するたびに、ツアーがはじまるたびに、衝撃と揺さぶりを与え続けたオリジネイター。 Dommuneでコーネリアスのプログラムに触れるのは筆者は今回が2度目である。最初はオリ

TINNIE PUNX - 建設的

リリース当時の状況を筆者は知らない。筆者の個人的な趣味でいえば収録曲のベストトラックは「…

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1年前
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The Residents - Duck Stab

レジデンツのファンは実に熱心である。そして彼らはレジデンツの謎を(例えば誰がメンバーなの…

ASARI
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Brigitte Fontane - Comme à la radio ラジオのように

ラジオのように、とタイトルされたこのアルバムはフランスが誇るインディーレーベル、サラヴァ…

ASARI
1年前
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