魂のルーツ。

見えるものより、見えないものが大切だという考え方は、いつの頃からかわたしの心に根付いている。そんなわたしでもさすがに、死んだら人はただの灰になると思い込んでいた。まさか死んだ後のことや、生まれてくる前のことなんか語り始めたらキリがないし、意味のないことだと信じていた。だから、いまでも、知る必要のないこともあると思っている。

もしも自分の魂のルーツがあるのだとしたら、あなたの故郷はどこで、使命はなんだと思いますか?

人生の意味なんて知らなくても生きていけるけど、人生で一度くらいはその意味について考える時期があってもいいとわたしは思う。そしてその意味は、あなたの魂がすでに知っている。こういうのはきっと、第六感とか、直感といったものを大切にしたほうがわかりやすい。頭で考えもしないのに、好きなこと、嫌いなこと、普段やっているクセ、縁のある人、自分自身の持っているアイデンティティ。そういうところを掘っていくと、自分という魂がなんとなく、見えてくる。

そして、自分の魂にあった生き方をしていれば、自然とあなたをサポートしてくれる力が生まれるのを感じるはず。と、ここら辺で、いかにも怪しいニオイがしてきたかもしれない(笑)

兎にも角にも、見えるものだけに頼って生きると、それだけ物質的な生き方になる。そういう生き方もアリだ、おおいにアリだが、そこだけで頑張るのはなかなか簡単なことじゃない。お金を稼ぐのも、職を探すのも自分で、うまくいかなかったときの責任をとるのも自分。いまの物質社会は控えめに言って、厳しい。
どうせ厳しいのなら、少しくらい見えないもの(魂)を意識して生きたって、損はしないんじゃないかと思う。それも、誰かに何かを告げる必要もなく、心の中で感じているだけでいいのだから。

ここから、思い切ってわたしの前世の話をしよう。

親切なおじさんだった。以上。

魂の性質を裏切ることなく、わたしは今世でも人に親切にしたい。ただそれだけの意図で、この文章を書いている(笑)
ついにこいつは頭がおかしくなったのだと思ってもらってかまわない。きっとこの話が心にひっかかるのも、限られた人数だと思う。もし、この話に何も感じなかったとしても、今日から少しだけ人生の中に奇跡をさがしてみてほしい。

奇跡はたまにしか起きない偶然ではなく、見ようと思えばそこらじゅうに光っているものだから。あなたの魂で、直感で、見つけてほしい。少しだけ生きづらさや孤独感が、和らぐかもしれない。


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