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膝の痛み解消に効果的なボディチューニングとは?

寒い時期にマラソン大会や駅伝大会が目白押しのため、最近の市民ランナーも夏場すぎての涼しくなる頃から、本格的に走り込む傾向にあるようだ。

そのせいもあると思うのだが、接骨院や整体院などに駆け込み膝の痛みや腰痛を訴える人が多発する時季が10月から11月にかけてのことらしい。

ということで市民ランナーだけでなく多くの人が悩んでいる膝の痛みの解消法や予防法について書いてみたい。

膝痛の原因:膝の痛みはなぜ起きる?

膝痛といっても、その痛みの原因はいくつかに分かれるので、ここでは関節組織や靱帯損傷などの、専門医にお任せするしかない原因以外のものに限ってお伝えしたいと思う。

膝痛を慢性的に抱えている人は、かつて大学や実業団で本格的に走り込んだ人が多いのだけど、この方たちは長いトレーニング期間によって膝に負担をかけすぎたことに原因があるケースがほとんどで、かつての鍛えていたという自信過剰から膝を壊すことに繋がっているようだ。

ランニングを行ったことで傷めた膝を「ランナー膝」と呼ぶのだが、この痛みは膝の外側部分が痛くなる症状なので、覚えのある人が多いのではないだろうか?

このランナー膝の痛みは、走り込みすぎたことで大腿部(太もも)の外側を覆っている腸脛靱帯(ちょうけいじんたい)という名称の長い靱帯が、膝関節の外側の出っ張り部分とこすれ合って炎症を起こすことで起こっている。

このランナー膝は、本格的なトレーニングを積んだ市民ランナーと、健康のために走り始めた中高年ランナーとでは痛みの発症部位が若干だが異なっていて、中高年のランナー膝では膝関節を取り囲んでいる靱帯のトラブルであることが多いようだ。

そもそも膝というのは、外側側副靱帯(がいそくそくふくじんたい)、内側側副靱帯(ないそくそくふくじんたい)前十字靱帯(ぜんじゅうじじんたい)後十字靱帯(こうじゅうじじんたい)という靱帯郡に支えられて動いているのだ。

膝関節ー外側側副靱帯

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