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愛されるリーダーは統率だけではダメ。有能な人材を頼る器量が必要なのだ。

ふたり集まれば最少単位の組織が生まれるわけだが、どんなに小さい組織でも機能を有効に働かせるためにはリーダー(統率者)が必要になるよね?

このリーダーには組織内で自然に暗黙の承認として、その存在を認められ他結果としてのリーダーと、企業や団体組織のヒエラルキー階層のポストとして任命されたリーダーに分かれるわけだが、好ましいリーダーあるいは望まれるリーダーとはどうあるべきか、ということを書いてみたい。

理想的なリーダーとは?

このnoteを読んでいただいているあなたが、中間管理職や上層管理職(役員を含めて)の現職であるかも知れないが「このバカちん、何言ってるの?」というツッコミは一旦、脇に置いていただき読み進めてもらいたいのだ。

ここで伝えたいのは「リーダーとしての資質」が組織内で存分に発揮されて組織のパフォーマンスが、最大限に高められる為のリーダー論なのだ。

部下から見たときに理想のリーダーだと敬慕され、そのリーダーの率いるチームのメンバーであることを誇りに思えるほどのリーダーが、いったいどのくらいいるのだろうか?あなたはすぐに思い浮かべることができる?

たぶん、そんな理想的なリーダーを名指しすることなんて、できない人だらけだろうね? きっとそう思う。なぜなら私が社会人として理想のリーダーだという人に出会えたことが、ほんとにほんとうに無かったからだね。

なぜ?

仕事ができることと統率力とは違う?

仕事ができる人って言うのは、これまでにたくさん出会ったと思うのだよ。
統率力のある人っていうのにも、たくさんとは言わないにしろ、そこそこ出会っていると思うのだ。だが「愛されているリーダー」という人物にはなかなかお目にかかれないね?もしおられたらコメントください。^^

愛されている人には出会うのだが、リーダーとしての統率力や決断力、洞察力や状況分析力に行動力、そして大事な要素の包容力まで備えたリーダーには、お目にかかった事がない。加えて愛されるリーダーとなれば皆無だ。汗

私の基準が厳しすぎるのかも知れないが、出会えなかったことは私の人脈の限界にあると理解はしているので、積極的に人脈を広げてそういう場に出ていけば、簡単に出会える可能性はあるね?これは今後の課題にしておこう。

さて私が理想としているリーダー像というのは部下や同僚・上司などからも「愛される」という奇特な持ち味を備えた上で、リーダーとしての資質を持ち統率力を発揮して組織をまとめ機能させられる人物というものだ。なかなか偏差値は高そうでしょ?

愛されるリーダーを目指すことで得られるものは?

でも若いうちからこのリーダー像を目指しさえすれば、自分の人間力というクオリティを上げて成長できることにもなるし、企業内で出世や昇進する機会が早くやって来るだろうから、やりがいもあるしチャンスが増えるよ。

別に出世とか肩書きとかに惑わされる必要は無いのだが、上のポストに就けば組織内での決裁権限や職務権限が手に入るので、自分の理想とする組織体に変革する手段にもなる。自分が目をかけた有能な人材を定在適所で引き上げたりもできるからね?そういう意味で出世、肩書きに価値を見出そう。

周囲に愛されるとは、八方美人や誰にでも優しく接しろ、なんていうことじゃないのだ。前に「可愛げ」のテーマで記事にしたことがあるよ。これ↓

愛されるリーダーになるには?

リーダーとして愛されるためには、周囲にいる有能な人材たちの力を借りるという姿勢が欠かせないね。頼ると言うことだ。仮に自分で完結できたとしても頼ってあげるのほうが良い。なんたって有能な人材が腐らずに張り切ってくれるから、組織のパフォーマンスはグンと上がるしチームワークも一致団結したムードになるから、突破力が増すのだ。いいことだらけだよね?

なのに頼らないリーダーばっかりなのは、自分の実力を見せつけたいからだろうね?この時点で終わっているね、有能なリーダーとしては。自分で引っ張っているつもりでも、チームメンバーは引きずられていないからね。自分で行けるのに目の前で目障りなスタンドプレーやりやがって!なんてね。

リーダーの役割はチームのパフォーマンスを最大化させるために、チームのポテンシャルを高めることが求められるのだ。だから自分で手柄を競っちゃいけないのだよ。手柄はみんなのもの、失敗したときの責任は自分のもの。
そういう姿勢と行動がチームをまとめる力になるのだ。

有能な人材も頼ってこそ、有能だったと分かることがあるのだ。だからどしどし頼って力試しをさせるべきなのだ、責任だけをあなたがとってね?
そうすると人は育つのだよね。育てるんじゃないよ、育つんだよ勝手に。

人に頼ることが無能ということではない。有能な人に頼れる器、器量と度量があるからこそ自信を持って頼れるのだね。だから人に頼れるリーダーは有能であるということなのだ。どうだ!と自分の能力自慢をするリーダーに対して、どうする?と意見を聞いて頼ってくるリーダーでは、どっちが好ましいかい?どっちが可愛げがあるんかい?どっちの器量が大きいかい?


ってことで 今回のテーマは
愛されるリーダーは統率だけではダメ。有能な人材を頼る器量が必要なのだ。という話。


では!
今日も のほほんびより。


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