アドバイスを求めると返ってくる答えが違う理由
(画像)似た者同士が同じゴールを目指しても、同じ道を選ぶとは限らない。
目標はゴールやチェックポイントで、そのための努力や過程はゴールを目指して道を歩くということに似ている。
大抵のアドバイスというものは、歩き方そのもののアドバイスか、「どの道を通るか」のアドバイスに分かれるだろう。
今回は「どの道を通るか」というアドバイスについて語ろうと思う。
アドバイスというのは多種多様だ。
例えば「作家デビューするには」という一つの目標に対しても、飛び出すアドバイスは一つではない。
そして、人のアドバイスは、「あなたにとっての正解」を必ずしも貫いている訳ではないのだ。
なぜかというと、それは、目標に至るための道が何通りもあるからだ。
自分が持っているもの、自分が生きてきた過程、自分が「すぐできること」、自分が「簡単にはできないこと」、それぞれが違いすぎるからである。
例えば、平たんな道が好きな人もいれば、スリル満点の山道の方が飽きずに歩き続けることができる人もいる。本当に多種多様だ。
だから、あなたが「そんなの難しい!絶対に無理!」と思うことを、他人が「簡単なことだから」と言ってのけることも、平気で起きてしまうのだ。
今の私だって、そんな風に自分が困難だと思うことを「簡単だから!」と言われるととても憤る。
だが、そのアドバイスをくれた人に人間の心がないかというと、そういうわけでなく、単に、「その人にとっては簡単」だというだけなのだ。
逆に、その人が「難しい! そんなのできない」と思っていることを、あなたは簡単に続けることができてしまう場合もある。
ここで、あなたは「アドバイスが間違ってるんなら、じゃぁ、どうすればいいの!」
と思うかもしれない。
あくまで私の考えだが、ひとつ、いい方法がある。それが「あなたにとって簡単なこと」かはひとまず置いて話す。
その方法は、なるべく沢山の人の意見を聞いて、「自分にもできる」を探すことだ。
しかし、「この人だからこの方法がまかり通った」ケースもあるので、なぜ目標を達成できたのかという分析も必要だ。
ただ単に「簡単そうだから」といって真似てしまってもかえって遠回りになる危険がある。
情報を沢山収集し、自分で整理する。
それが、最もアドバイスに惑わされない対策なのではないだろうか。
もちろん、そのアドバイス源は人だけではなく、記事や本なども含まれている。
だが、これだけは言える。
決して「何もしない」を選ばなければ、それはきっと、いずれかのゴール(チェックポイント)につながるのではないだろうか。
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