たくさん歩く(MIHO MUSEUM2) #297
前回からの続きです。
中央アジア
ずっと訪れたい美術館の1つだったMIHO MUSEUMに入りました。
ミュージアムらしい圧倒されるデザインに目を惹かれる。
天気がいいので当然のごとく窓に寄って写真を撮る。
なんか建物があるな。
気になったので受付のお姉さんに尋ねる。
「あの左に見える建物はなんですか?」
すると丁寧な口調で
「あれは私どもの宗教法人の建物で右側が富士山を模したもの、左手がこちらのミュージアムと同じ設計者が複数の鐘を吊るしたものになります」
とのこと。
ふーん。まぁ、宗教とかじゃないとこんな立派な施設を作るのも難しいよなぁ。
まぁ、それはそれ。収蔵されている作品は作品として見ないとね。
特定の宗教にはまることは自分はないかな。
自由を欲する男だからね!
誰の教えだろうが、良いことはいいし、取り入れるのは自由だけどな。
施設は左手が通常展示で右側が特別な展示とのこと。
一番のメインとなる中央アジアの展示を真っ先に見に行きますかね。
階段を登って右側から、奥を歩いて左から出てくるみたい。
展示の写真撮影は禁止です。
展示は紀元前3000年とかから。
翼、角、聖樹。そしてそれらから連想する瑞獣をモチーフにしたモノ。
最初は鉢とか杯とかが多いですね。
それから紀元前7世紀頃からアケメネス朝ペルシャといった時代の出土品。
シルクロード交易の立役者だったソグド人が銀器などを中国に広めた?
ソグド人は定住しないで各地を移動して商売をやる民族だったらしい。
自分の好きな漫画、岩明均先生の『ヒストリエ』に出てくるマケドニア王のアレキサンダー大王(ギリシャ名:アレクサンドロス3世)はアケメネス朝ペルシャを紀元前4世紀に終わらせた人物。
漫画の主人公のエウメネスはアレキサンダー大王の書記官だけどね。
世界史には全く詳しくないので、いろいろ勉強になった。
8世紀には鹿などが描かれた織物が中央アジアから唐へと、そして日本の正倉院へと伝わっていったらしい。
(ということでいつか正倉院にも行きたい!修学旅行で行ったかもだが)
当時の織機を再現したものもあって、経糸や緯糸(読み方を知らなかった!!)の知識や色を出すための工夫をじっくりと眺めることができました。
今まで織機はいろんなところで眺めていたけど色を替える方法までじっくりと眺めたことはなかったかも。よい勉強になりました。
(きっとすぐ忘れるけどね🤣)
中華世界の誕生
次に見たのは中央アジアの展示の下の階。
中華世界の誕生という展示。
こちらは紀元前3000年頃の彩陶と呼ばれる黒く鮮やかなデザインがこしらえられたツボから展示が始まる。
その後は中国らしい武人俑とか、いろんな俑の展示とか。
中国春秋時代、戦国時代を経てキングダムの秦の時代のものとかがありました。
戦争ばっかりやってたのによくいろいろ残ってますね。
価値があると思って隠し持ってたのかなー?
いや、それでもいろいろと消えてるんでしょうね。
エジプト・ローマ・ギリシャ
廊下にあったモザイク画。ローマで紀元前3-4世紀頃に作られたらしい。
他にもエジプトの女神像とかいろいろ飾ってありました。
動画も上映していたりしたけど、これはMIHO MUSEUMの公式から行けば見れるみたい。ちょっと面白い。
トンネル
そんなわけで古代の貴重な遺物の見学を終えて、レセプション棟のある場所に戻ります。徒歩7~8分ぐらいかな?
トンネルからの写真はよくSNSで見るから撮っておきたい。
あー、近づくとこういう感じになるんだ?
面白いね。
どこをどこから撮ったら面白いかな?
人が来るから、なかなか思うように撮れないけど。
こっちもいいな。
いいけど、人が来てしまう。
まぁ、これも面白いか。館内ご案内の構図に近い。
トンネルの奥深くからだとこんな感じ。
右曲がり。
後ろを振り返って左曲がり。
咲いてない枝垂れ桜。
右は陰で濡れやすいのか苔が生えていて滑りそうなイメージ。
慎重に歩く。
おむすび膳
レセプション棟に着きました。
ここは使われないテーブルなんだろうけど休憩する人がいてもいいね。
MIHO MUSEUM
楽しませていただきました。😌
さて、お腹が空いたのでご飯にする。
レセプション棟にレストラン『ピーチバレー』で食べることにします。
桃源郷っていう意味か。
選んだのはもちろんおむすび膳。
自家製豆腐は塩でいただく。これも美味しかった~。
お値段がちょっと高いのはデザインと農薬などを使わない素材を生かした料理だからかな。とても美味しくいただきました。😁
お腹は膨れた。
さて次に向かおうかな?
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