【誰かの何かのためになればシリーズ】 その44
この記事は過去のFacebookにアップしたものを再掲したものです。
2020/05/20(水)(何が変わるのか)
1限国語 129名 2限社会132 3限家庭135名 /140名
<気づいたこと>
・前にも書いたが、今のところiPad版のZoomはSplit Viewで画面を二分割して別のアプリと同時に表示することはできません。ただ、別のアプリを操作している時でも、音量がゼロにはならないので、ラジオのように聞きながら作業ができます。
・ただ、オンライン授業の場合、Wi-Fiの電波状況やPCのCPUの負荷などにより、音声が途切れることが時々あります。
・そのため、音声だけとか画面だけとかによって情報源を1つにしてしまうと、
生徒は情報をキャッチできないことがあります。
・そこで、今何をしている時間であるかを音声で呼びかけたり、今何の時間かをチャットに【お知らせ】として書くなど、いつでも状況を把握できる仕組みを整えつつあります。
・社会の授業では変化が起こりつつあります。これまでは10分ほどの課題解決の時間を与えて、そのあと、生徒は自分の書いたロイロを見ながら、解説を音声で聞くというのをしていましたが、先生がZoomで模範解答の画面を見せながら、自分がロイロで書いたものを見て書き加えるようになりました。
このように授業中に答え合わせをきちんとして、その流れですぐに提出させるようにすると生徒の課題に対する負担感が減り、きっと提出率が高くなるのではないかと思います。
・家庭科の授業では「丼をつくろう」というお喋りクッキング的な授業でした、やや時間がはみ出しましたが3種類完成してどれも美味しくできました。
これって動画を撮っておいて、Youtubeで自分で好きな時に見たら良いのではと思って見ていましたが、そうではなかったです。チャットで質問を受けて解説をしたり、その上、調理方法を変えたり、できるだけ生徒の意見を反映するような授業スタイルです。
もし、自由課題として、Youtubeを見てレポートを出させるような方法では、全員は見ることはないので、このように時間割に組み込むことで、多くの生徒がZoomを見て自分の幅を広げる機会になると思います。
・ちなみに生徒の一番人気は、「鶏照りマヨ丼」でした。
・また、その場にいる生徒のために授業をする。その場にいない生徒のために授業を残す。これらを両立する術がだんだんとわかってきました。
<その場にいる生徒のために>
・生徒からの反応(ロイロの提出、発言、チャット等)を生かして授業を組み立てる。
・生徒にはわからないことはチャットで質問をうながす。
・今何をしている時間帯なのかを生徒自身で確認できるように、Zoomの画面に表示したり、チャットで全員に【お知らせ】として状況を説明したり、場面に応じ
て声で何をしているのか時々アナウンスする。
<その場にいない生徒のために>
・ロイロノートで授業中に「送る」で配信したカードは、あとで取り出しやすいように「資料箱」に教科ごとのフォルダを作って自分のタイミングで取り出せるようにしておく。
・授業を録画しておいて、生徒の個人情報が見えないように編集した後に、Google Classroomに配信しておく(できる教科だけ)。
・どちらにせよ。私たちも必要最小限のエネルギーで多くの生徒のためになるように効率的なことを考えていきたい。
・キーワードは「わかりやすい構造」にすることで迷子を減らす。
<来週の分散登校のために>
・来週から学年によって登校する曜日、クラスによって時間帯が異なります。
・それにともない、コロナ休校後の学びだけでなく生徒の安全性への配慮のためにさまざまなことを運営委員会や職員会議で今週末に話し合われます。
・コロナ休校があったことで不便なこともありましたが、逆に様々な観点で身につけたスキルもありました。こうしたことを学校全体でシェアして、チームとして、コロナ前の時の学校よりもパワーアップしていきたいです。
#ロイロノート
#調理実習
#もうすぐオンライン授業が終わります
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