見出し画像

私が他人に対してずるいって思うとき

ずるい、と、他人に対して感じることがある。だけど最近、まっすぐ教えられた道だけを真っ当に進んで手に入れた幸せだけが純粋であり真実だと勘違いしている自分が悪いのかなと思うことがある。


ルートがあるとして、その道を上手に渡っている自分だけが正義で、横道逸れて、結果私より先にゴールへ辿り着いた人のことを、素直に「すごい」と言えない自分がいる。

そのことについて私は、自分を認めてる。私は、真っ直ぐに道を進まず横道逸れる人をずるいと思うし、羨ましいと思う。嫉妬だってするし、自分にその人と同じ能力がないことを恨んでばかりいる。


私には才能がない。だけど、才能を開花させるための努力もする気がない。私が他人をずるいと思うときに、その人にあって私にないものはただ一つで、それはきっと努力なのだと思う。

向上心も、自分への期待も、己への厳しさもない。楽しく生きていたいけど、より楽しく生きるための努力をするのをめんどくさがってる。平和ボケと言い換えたら近い意味になるかもしれない。



ずるいって思う瞬間を、自分の味方にしたい。自分が成長する機会だと思えるようになりたい。

ずるいと思えるほど暇、ずるいと思えるほど心に隙間がある、ずるいと思う暇があるほど、自分の人生に納得してないんだ。きっと。

今日も、昨日とそこまで変わらない1日を過ごす。

飽き飽きしたら他人ではなく自分に目を向けて、少しでも前に進もう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?