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※無償公開【鉄道模型市場㊦】(2018.12.10発表)

※こちらは2018年12月10日発表の調査データです。最新の情報ではない可能性がありますのでご了承ください。

目次

#【鉄道模型市場㊤】
・市場定義/市場構造
・鉄道模型ブランドの比較 by「X ビジネスエンジン」
・市場規模/参入事業者シェア

#【鉄道模型市場㊦】
・主要事業者の動向/トレンド・トピックス
・主要事業者詳細個票①(関水金属)
・主要事業者詳細個票②(トミーテック)
・関連事業者簡易個票①(カツミ)
・関連事業者簡易個票②(グリーンマックス)
・関連事業者簡易個票③(ディディエフ)
・関連事業者簡易個票④(ポポンデッタ)
・関連事業者簡易個票⑤(マイクロエース)

≪主要事業者動向≫

トミーテック(TOMIX、ジオラマコレクション):

 1974年に大手玩具メーカーのトミー(現タカラトミー)が「トミーN(ナイン)スケール」で鉄道模型に参入。その後、車両、線路、ストラクチャーなどをシステム化し、1976年からTOMIX(トミックス)ブランドで鉄道模型を展開している。2016年に40周年を迎え、国内トップブランドとして、車両だけでなく、線路、ストラクチャー、運転システムなどにも注力している。
 鉄道模型関連では、トミックスのほかにニューホビー事業において「ジオラマコレクション」を展開している。ジオラマコレクションは、バス、クルマ、電車、建物、樹木などを1/150スケールを主として再現したシリーズの総称ブランドで、完成品であるトミックスのストラクチャーと違い、組み立てができることで手軽にジオラマ製作を楽しめるのが特徴である。
 2017年度は、TOMIXでは遊び方の追求に付随する製品の開発に注力し、2017年10月に発売した新制御システム「TNOS(ティーノス)」が今までにない世界初のシステムとして注目を集めた。加えて、TNOSに連動する「車載カメラシステム」なども発売するなど新機軸の商品が増収に貢献した。
 車両においても、ユーザーが求める製品の露出を強化し、新製品の投入数は例年通りだったものの、出すべきコンテンツのSKUを増やして販売につなげた。
ジオラマコレクションでは、堅実に定番商品を発売したほか、「鉄コレ」「バスコレ」シリーズで、より顕著になっている細分化されたユーザーの嗜好を満足させる車両を製品化することにより、TOMIXとは異なる層へのアプローチに成功した。

関水金属(KATO):

 1957年に関水金属彫工舎として創業し、金型の技術力を活かして鉄道模型の製造を開始した。1965年に日本で初めてNゲージの鉄道模型を製品化(「C50」と「オハ31系」)したパイオニアであり、「プラスチック製」「小さくて高精度」「購入しやすい価格」というNゲージの基準を作った。鉄道模型ファンの間では「KATO(カトー)」のブランド名で知られており、同ブランドで鉄道模型および関連商品を展開。2015年に50周年を迎えた。
2017年度は、新製品の中では2017年12月に発売した「E001形<TRAIN SUITE 四季島>」が大きく牽引した。価格が35,000円(税抜)と高額ではあるものの、高い完成度の車両だけでなく、一般製品とは異なるパッケージや厚手の紙にフルカラーで印刷された取扱説明書などプレミア感が味わえる製品となっており、同社過去最高の出荷数量となった。
 その他は大きく出荷量を伸ばした商品があったというよりも多品種で全体的に伸ばした要素が大きい。一方で、品目数を増やした分、生産コストがかかるため売上ほど利益は伸びていない状況であった。

マイクロエース:

 マイクロエースを展開していた㈲しなのマイクロを㈱有井製作所が吸収し、1996年に「D51 498」を発売してNゲージに本格参入した。2000年からは商品展開のペースを早め、国鉄、JR、私鉄と多くの車両を製品化しており、車両の方向性も多岐にわたる。
 特に私鉄モデルでは、他社の追随を許さない豊富な製品展開を誇っており、小型モーターの開発や小径車輪の採用で「京阪800系」「横浜市営地下鉄」「都営大江戸線」をリリースするなど、マニアのニーズに応える製品をリリースしている。
 一方で、懐かしい国鉄型車両やJR車両のバリエーション展開も継続している。これらの製品は定番の形式においても他社が発売しない番台や改造車などを中心にしているため、ファンとしては、今まで自作するしかなかった細かなディテールの違いが再現された製品を完成品として手に入れられるようになっている。
 2017年度は、「名鉄8000系特急<北アルプス>」「新幹線1000形A編成・B編成(改良品)」「京成AE形」「京成3000形3002編成」など改良品やバリエーション展開品を中心にリリースした。2018年度はスマートフォンの音楽プレーヤーアプリなどを音源に、スマートフォン搭載のブルートゥースでアンプ、スピーカー付きのNゲージ用車載基盤に飛ばし、基盤のスピーカーから音声を流す「マイクロスピーカーシステム」を投入する予定である。Nゲージだけでなく他のゲージ・スケールでも工夫次第で搭載できるなど、様々な遊び方への展開を提案していく。

グリーンマックス(GM):

 模型小売店「ホビーショップ・マックス」を前身とし、1975年に自主制作品を販売後、次第に完成品からプラキットに移行して多くの工作派モデラーを育ててきた。GMの略称で親しまれており、最近では完成品と塗装済みキットの両輪で商品を拡充。完成品モデルでは、時代や編成によるディテールの違いをつくり分け、細かな違いを楽しむ鉄道ファンのニーズに応えている。商品全体のラインナップでは、引き続き私鉄モデルの充実が続いている。特に、中部、関西エリアの他社製品が手薄な車種を取り揃えることで、多くの私鉄ファンの心を捉えている。
 2017年度は、初の機関車モデルである「名鉄EL120系」、大型保線機械の「バラストレギューター」といった車両の新分野への展開などを活発に行った。2018年度は「東武70000系」「京王5000系」「JR東日本E653系1000番代いなほ(瑠璃・ハマナス色の2色)」「京阪3000系マイナーチェンジ車」などのリリースを予定している。

≪トレンド・トピックス≫

■鉄道業界トピックス(2017~2018年度)
 鉄道模型市場の動向の一つとして、実車のブームに影響を受けることが多い。以下に2017~2018年度において鉄道模型市場への影響が大きい思われるトピックスを列挙した。

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〈鉄道模型市場 詳細個票〉

①株式会社関水金属

アセット 5

1.事業概要

●Nゲージ鉄道模型のパイオニアとして「KATO(カトー)」ブランドを展開
 1957年に関水金属彫工舎として創業し、金型の技術力を活かして鉄道模型の製造を開始した。1965年に日本で初めてNゲージの鉄道模型を製品化(「C50」と「オハ31系」)したパイオニアであり、「プラスチック製」「小さくて高精度」「購入しやすい価格」というNゲージの基準を作った。鉄道模型ファンの間では「KATO(カトー)」のブランド名で知られており、同ブランドで鉄道模型(Nゲージ、HOゲージ)および関連商品を展開している。
 事業体制としては、同社がメーカー機能を担っており、国内向けの卸売り販売は㈱カトーが担当している。海外向けには、米国イリノイ州に現地法人KATO USA,INC.(1986年設立)を展開しており、主に北米型鉄道模型の企画販売拠点となっている。その他、㈱ホビーセンターカトーで同社の鉄道模型のショールーム兼直営店を2店舗(東京・京都)運営しており、通販や輸入品販売、生産工場がある埼玉県鶴ヶ島市のふるさと納税への商品提供なども行っている。
同社の業績はこれらグループの連結売上となっており、構成比は㈱カトーが約8割、㈱ホビーセンターカトーが約1割、KATO USA,INC.が約1割程度である。
 鉄道模型は、全体の9割以上を占めるNゲージのほかにHOゲージも製造しているが、全て内製化していることに加え、設備がNゲージ仕様となっているため、工場のライン確保やHOゲージに対応した生産工程に時間が掛かり、新製品の販売は年間で1,2製品程度である。新たに金型を製作する必要のない再生産品においては、ほぼ毎月発売している。
 2018年5月期における国内の売上構成比は、Nゲージが82%、HOゲージが5%、直営店売上が12%であった。

2.業績概況

●2018年5月期売上高は2桁成長を見込む
 2018年5月期の売上高は、55億円(前期比12.9%増)を見込む。この内、国内向け出荷売上に相当する㈱カトーの売上高は44億10百万円(同14.2%増)である。
 新製品の中では2017年12月に発売した「E001形<TRAIN SUITE 四季島>」が大きく牽引した。価格が35,000円(税抜)と高額ではあるものの、高い完成度の車両だけでなく、一般製品とは異なるパッケージや厚手の紙にフルカラーで印刷された取扱説明書などプレミア感が味わえる製品となっており、同社過去最高の出荷数量となった。
 その他は大きく出荷量を伸ばした商品があったというよりも多品種で全体的に伸ばした要素が大きい。一方で、品目数を増やした分、生産コストがかかるため売上ほど利益は伸びていない状況であった。2019年5月期の売上高は、前期から横ばいの55億円を目標としている。2018年5月期は「四季島」という付加価値の高い製品を供給することで大幅な増収となったが、2019年5月期は下回り製品の構成比を上げていくことを目標としている。2018年5月には車両の音を楽しむサウンドボックスを遠隔操作できる新たなパワーパック製品「スマートコントローラー」(税別13,500円)を発売した。同商品を重点製品としてPRしていくことで、下回り製品が動き出すきっかけにしていきたいと考えている。

3.事業体制・事業戦略

●2017年度はクルーズトレイン「四季島」の開発・製品化に注力
 新製品においては、2017年12月に発売したクルーズトレイン「E001形<TRAIN SUITE 四季島>10両セット」(税抜35,000円)が2017年度の目玉となった。実車はJR東日本が2017年5月から運行を開始し、北海道や東日本の各地を周遊しながら体験型の旅を楽しめる豪華観光列車で、同社はこの特別な列車をJR東日本の協力のもと、最新の技術をつぎ込んで高い完成度で模型化した。また、同製品は標準品とは異なる豪華なパッケージ仕様となっており、付加価値の高い製品として提供されている。パッケージデザインはシンプルなものとなっており、1つ1つのパーツが傷つかないように袋詰めにされている。今後も豪華客車など付加価値の高い製品を供給する場合はパッケージを特別仕様にしてコレクション性を高めていく予定である。
製品の特徴としては、通常の車両と違い、ボディとは別の室内用金型を採用したことで室内の作りを詳細に再現している。具体的には、展望室のソファや暖炉風オブジェ、電子ピアノなどを忠実に再現しているほか、展望室のカーペットの色を再現するために別パーツを組み込むなど細かなディテールを表現している。さらに、車内が見えやすいように室内灯を付けて欲しいとの要望が多かったことから、室内灯ユニットを組み込むことで各部屋が点灯するオプション製品を提供した。室内灯の売上は車両の販売数とほぼ同数の数量で推移しており、一部供給が追いつかないほどの人気となっている。同社としてもある程度は見込んでいたが、自動車などのプラモデルのヘッドライトやテールライトがLED化されているケースが増えているため、部品の調達が難しくなっている影響もあり増産しても追いついていない状況である。近年は、旧型車両に電球色のLEDを使って再現するユーザーが増えるなど室内灯への意識が高まっている。
 主なユーザー層は、新鋭車であるが基本的にはマニア層が中心である。加えて鉄道模型を始めて数年のライト層の購入も多い。年齢層的には、初動は30~40代の若年層の反応が早かったが、徐々に旧型客車が好きな50代以上の高年齢層の購入も増えていった。
 プロモーションにおいては、発売前はJR側の条件が厳しく、十分な販促活動が出来なかった。発売後は実車のネームバリューで売れているため、敢えて特別なことはしていない。現時点ではプロモーションよりも生産に重点を置き、在庫を売り切ることを最優先にしている。

●「スターターセット」のパッケージ変更
 入門者向けに車両・線路・ユニトラックのオールインワンセット「スターターセット」を販売している。ここ数年は、地域に根ざした長く継続的なファンを獲得するため、地域性が強い関東と関西を中心とした私鉄電車を積極的に発売している。商品形態においても、将来順番に買い足していけるように買いやすい価格や車両構成になっている。
2017年度後半からはパッケージを従来の大きさから小型化して発売している。今までは店頭でのインパクトを重視した大きさとなっていたが、送料価格が上がった影響もあり余分なスペースを削減し小型化した。中身は、車両と線路は変わらずコントローラーを新しくしている。また、新しいパッケージでは車両の模型自体が見えるように面面に窓を開けた作りにしている。Nゲージ初心者の中には、今までプラレールで遊んだ経験がある人も多く、親がプラレールの感覚で購入すると車両が小さく感じるケースがあるため、車両が見えるようにし何両入っているかということも明確にしている。
今後は新製品だけでなく、湘南新宿ラインなど人気車両もパッケージを小型化して再生産していく。

●テーブル上で楽しむHOゲージを提案
 HOゲージは全体の1割未満とNゲージと比べて生産は僅かであるが、今後生産キャパシティを拡大するにあたり、HOゲージの市場供給体制を再構築する必要があると考えており、視点をNゲージだけでなくHOゲージにも移し始めている。
 同社では「毎日遊ぶHOゲージ」をコンセプトに、テーブル上でも展開できる半径370mmの線路が走行可能な車両を数多くラインナップしている。半径370mmの線路を敷設できる少し大きめのダイニングテーブルやリビングテーブルであれば、年配者も座ったまま卓上を走る鉄道模型を気軽に楽しむことができる。また、同商品は別売のグレードアップパーツセットで工作も楽しめるなど独自性の高い製品としても発売されている。2017年度は「EF510 500 北斗星色 JR貨物色(青)」(税抜12,800円)など500番台の電気機関車の販売が好調であった。

4.課題・市場への見解・トピックス

●2018年5月期 主要新製品一覧

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②株式会社トミーテック

トミーテック

.事業概要

●「TOMIX(トミックス)」「ジオラマコレクション」で鉄道模型事業を展開
 1974年に大手玩具メーカーのトミー(現タカラトミー)が「トミーN(ナイン)スケール」で鉄道模型に参入。その後、車両、線路、ストラクチャーなどをシステム化し、1976年からTOMIX(トミックス)ブランドで鉄道模型を展開している。2016年に40周年を迎え、国内トップブランドとして、車両だけでなく、線路、ストラクチャー、運転システムなどにも注力している。
 トミックスでは、「本物の鉄道模型」の世界を追求し、Nゲージを中心にHOゲージも展開しており、ここ数年は年末商戦を中心にコアユーザー向けの新製品を積極的に投入している。NゲージとHOゲージの構成比は、金額ベースで9:1程度、車両のみの構成比ではHOゲージが15%程度と推計される。
 鉄道模型関連では、トミックスのほかにニューホビー事業において「ジオラマコレクション」を展開している。ジオラマコレクションは、バス、クルマ、電車、建物、樹木などを1/150スケールを主として再現したシリーズの総称ブランドで、完成品であるトミックスのストラクチャーと違い、組み立てができることで手軽にジオラマ製作を楽しめるのが特徴である。
 ジオラマコレクションの中では、「鉄道コレクション」の販売構成が最も高い。鉄道コレクションの車両自体に動力機能は付加されていないが、別売の動力モーターを接続すればコレクションとしてだけでなくトミックスのレールで走らせることもできる。

2.業績概況

●遊び方の追求に付随する製品の開発に注力し、増収に貢献
 2018年3月期の総売上高は69億80百万円(前期比3.0%増)であった。この内、TOMIX事業とニューホビー事業における「ジオラマコレクション」を合算した鉄道模型関連の売上高は57億円(同108.2%)となった。
 TOMIXでは、遊び方の追求に付随する製品の開発に注力し、2017年10月に発売した新制御システム「TNOS(ティーノス)」が今までにない世界初のシステムとして注目を集めた。加えて、TNOSに連動する「車載カメラシステム」なども発売するなど新機軸の商品が増収に貢献した。
 車両においても、ユーザーが求める製品の露出を強化し、新製品の投入数は例年通りだったものの、出すべきコンテンツのSKUを増やして販売につなげた。
 ジオラマコレクションでは、堅実に定番商品を発売したほか、「鉄コレ」「バスコレ」シリーズで、より顕著になっている細分化されたユーザーの嗜好を満足させる車両を製品化することにより、TOMIXとは異なる層へのアプローチに成功した。
 2019年3月期は、コアユーザーと新規ユーザーの取り込みを強化し、TNOSを軸としてTOMIXの楽しさを伝え、消費スタイルを「集める」だけでなく、気軽に「創る」「走行を楽しむ」という鉄道模型本来の文化的要素を現代風にアレンジし、より魅力的に訴求していく。
 ジオラマコレクションにおいても、駅コレクションにて廃線で話題となった三江線宇都井駅の発売を予定しているなど、注目度の高い製品を投入していく。

3.事業戦略

●新制御システム「TNOS(ティーノス)」の販売を強化
 2017年10月に発売した「TNOS(ティーノス)」が発売後に大きな話題となり売上も順調に伸びていることから、引き続き戦略商品として強化している。
 TNOSは、ユーザーの“より本物の鉄道のように走らせたい”という要望に応え、「同じ本線上に複数の列車が走る」「車両への加工は一切不要」「自動で閉塞運転ができる」という特徴を持った今までにない世界初のシステムである。中期的には、同システムを中心に制御関係を次世代のものにグレードアップさせていき、今まで個別に発売していた制御関連製品を最終的にTNOSのシステムに融合させ、新しいトミーテックの世界観を作り出していくことを目指している。
 販売促進策として、発売前の2017年夏から鉄道模型専門店を中心としたユーザーと密着している全国16店舗の販売店でキャラバンを行い、製品説明会やアンケートを実施。延べ1,000人のユーザーの声を拾い、最終的な製品化に至った。
 2018年は信号機を付加させて、信号機の動きに合わせて電車が動かせるという次のステップを提案している。具体的には、信号機を通過しても電車が止まっていれば赤信号が継続されるといった実車の運行上当たり前の状況を模型で再現している。今までは通過して近くに停車していても一定時間が経てば青に切り変わってしまうが、新しいシステムでは電車が離れなければ青にならないようにアップデートされており、運行に合わせて信号が切り替わる仕組みとなっている。
 TNOSは短期で勝負する製品ではなく中長期の戦略として考えている製品であるため、少しずつ機能進化していきながら鉄道模型の世界を制御できるシステムとして、今後もユーザーニーズに応えた関連製品の開発を進めていく。

●地域と連携した取り組みを強化
 2017年12月にTOMIXで発売した「JR 223-5000系・5000系近郊電車(マリンライナー)セットA」「JR 223-5000系・5000系近郊電車(マリンライナー)セットB」(税抜20,500円)が、瀬戸大橋開通30周年記念事業における香川県実行委員会の公認アイテムとして認定された。公認アイテム認定を記念し、香川県庁で行われた発売記者発表および認定書授与式では、1/150スケールの瀬戸大橋をイメージした8mに及ぶ巨大ジオラマを設置し、イベントを盛り上げた。地域と連携した取り組みとしては、2017年1月に愛媛県と南予9市町から公認認定された「鉄道コレクション JRキハ54 0番代 『おさんぽなんよ』」(税抜1,800円)に続く製品となっており、メディアとの取り組みによる効果によって好調な販売数を記録するなど購買の背中を押すきっかけとなっている。今後も積極的に地域と連携した製品開発に取り組んでいく。

4.課題・市場への見解・トピックス

●2018年3月期 主要新製品一覧

トミーテック主要商品

〈鉄道模型市場 簡易個票〉

①株式会社カツミ

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②株式会社グリーンマックス

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③株式会社ディディエフ

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④株式会社ポポンデッタ

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⑤株式会社マイクロエース

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