「ギバーのメリットとその注意点」
今日は、アダム・グラントさんの『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代』、他二冊をもとに「ギバーのメリットとその注意点」についてお話いたします。
ギブ&テイクの話について学びたい方は下の動画をぜひチェック!
「ギバーのメリットとその注意点」
ギバーとは何か。
ギブ&テイクの関係を大事にし、受け取る以上に相手の利益を優先する人
成功してる人の多くはギバーだそうですよ。
ではギバーのメリットは何か。
深い人間関係を築くことができ、それが大きな成果につながる
さらに以下のような利点が得られます。
自尊心👆・親密感👆・自律性👆(『科学的な適職(鈴木祐)』から引用)
以上のように、ギバーになることで、良い成果が得られ、幸福感や満足感もゲットできるんですね。
ではギバーになるためにどうすればいいのか?
注意してほしいのは自己犠牲になってはいけないということ。
というのも、ギバーでも成功できていない人の多くは、自分の時間やエネルギーを与えすぎてしまっているということもわかっています。
そんな自己犠牲を避けるためには、情報的リーソスと社会的リーソスを与える方がよいそうです。
情報的リーソスとは、他人に伝えることができる専門知識、専門技術のこと
社会的リーソスとは、その人の持つ意識や立場のこと
(『Think CIVILITY「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』から引用)
例えば、大学生であるあなたに、友人が勉強を教えてほしいといったときを考えます。
成功するギバーは、情報的リーソスを利用して自分の持つ勉強方法や参考書を教えてあげるでしょう。一方で失敗するギバーは、一緒に勉強を手伝ってあげるが、自分の勉強時間も犠牲にしてしまいます。
また他にも、あなたが会社で何らかの人的ネットワークを持っている場合は、惜しみなく他人に提供してあげることも重要です。
例えば、後輩が困っているとき、あなたの持つネットワークでその問題が解決するかもしれない。そういった場合は、社会的リーソスを利用してぜひ助けてあげてください。
そのあなたのギバーな行動は、必ずどこかで報われることでしょう。
以上のように、ギバーのメリットと成功するギバーになるための注意点を見てきました。
ギバーは他人に与えることで人間関係を豊かにし、さらに仕事への満足感も得られることがわかりました。
また成功するギバーになるためには自分の持つ知識やネットワークを惜しみなく与えることが重要であることがわかったと思います。
成功するギバーになるために、親切な振る舞いや貢献できる取り組みをしてみてはいかがでしょうか。くれぐれも自分の時間や体力を優先しつつ頑張ってみてください。
参考図書
参考ブログ
西村さんは、周囲の方々に与えられ、助けてもらった自身の経験から、自分も与えるギバーになりたいという切実な思いを語っており、素敵だなと感じました。(西原さん、勝手にリンクを載せてしまいました、申し訳ありません。)
もう一つ、たこせんさんのブログも紹介します。このブログからは「与える人になるためには見返りを求めないで!!」という強い気持ちが伝わりました、私もぜひそういう人間になりたいと思いました。(たこせんさんのブログを勝手に利用してしまい申し訳ありません)