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はじめて楽器をやるならカッコいいドラムを推したい

1.どうしてドラムと押す気になったか

私はドラムをはじめるまでにいくつも楽器をやってます。
ピアノは4歳とかからですから、なかなかの英才教育っぽいです。
もっとも、小学校でもやっていたものの、男子でピアノをやっていた人が
まわりにいなかったせいもあって、いつのまにかやめてしまいました。
スポーツやってるほうが楽しかったからです。
高校生からまた楽器をやりはじめますがピアノではなくギターを弾きはじめました。

ギターとピアノと決定的に違ったのは、相当練習をやらないと音楽にならないピアノにたいして、少し練習すれば、テレビやステレオから聞こえてくるような音楽と同じことが出来る(楽曲のコピーのことです)ことです。

初心者から我々が聞いたことのあるような曲、例えばショパンを弾けるようになるには、相当やらないと出来ませんが、ギターでは有名でも演奏としてはやさしい楽曲を弾き語りするには1週間もあればそこそこできるでしょう。

もっとも、あとでわかりますけど、クラシックピアノではなく、ポピュラーピアノですとそこまで難しくありません。
クラシックピアノは挫折してますけど、ポップスのキーボードとしては
のちのちにやることになります。

そうやってギターとキーボードをひとりで楽器をやっているうちに、やはりバンド演奏をしたいと思ってきます。
そこで仲間をつのってどこかのスタジオを借りてバンドによる練習をしてみることになります。
そうやって、はじめてバンドで練習をしたときは、ドラムの音と迫力がそれはすごくて、私のやっているギターとかキーボードの音は消えてしまってました。

ライブなどを聞きに行ってはいますが、どれもこれも音がミックスされていてやたら音が大きいため、実際の個々の楽器の迫力としてはどうなっているのかは実はわかりません。

ところが、スタジオで聞くと、それぞれの音の個性が出てきますので、
なんといっても主役はドラムだなと感じるぐらいの迫力です。
そのときがピアノとかではなくドラムをはじめにやっておけがよかったと思った瞬間でした。
まあカッコいいわけです。

2.ドラムは全身を使って気持ちを表現することができる

ドラムはすごいと思ったところで、ギターもキーボードもすでにやってるわけですから、いまさらドラムもやることにはなりません。

それからかなりの月日がたったある日、ライブハウスで後輩が汗を振りまきながらドラム演奏しているシーンを直接見て、その音を聞いたら、急にやりたいという気持ちが沸き起こってきました。

ギターとキーボードをやっているのに、なぜ今更そんな気持ちになったかと言いますとそのときに私自身が全身を使って何かをやりたいと考えていたところだったからです。

これだ,、いまの私の気持ちを体で表現できるのは。
ここなんです。ドラムを私が勧めたくなるのは。

音楽を体全体で表現しているという実感が得られるのはドラム(打楽器)が一番わかりやすいと思います。

じゃあ、すぐに買おうとはドラムに限ってはあり得ません。
どこに置くの?どこで演奏するの?
というのがありますから。

そこで調べまくります。実際にドラム買った人はどうしているのかなどです
すると、ドラムセットを家に置いて練習している人は皆無でした。
まあ、そうでしょう。誰でもわかる結論です。

しかし、電子ドラムというものがあります。
音そのものは、シンセサイザーの音を使って出しますので
ヘッドフォーンで音を聞きます。

どんなものか調べようにも、電子ドラムは楽器店に置いてあっても、ドラムを触ったこともない人が、楽器店で少しやってみるは無理です。

そこで電子ドラムを持っている後輩を見つけて、やらせてもらいました。
これならなんとかできそうだということで、購入に向かって動き始めました。

3.電子ドラムがおうちに届いたけど、どうすればいいんだ

価格の高いのはいいに決まっているけど、使いこなせるかとなると不安がありますので、かなり安いと思われるものを購入しました。

あれだけドラムはすごいと言ってたくせに、電子ドラムがバラバラになって入っている箱を開梱してもさっぱり組み立てられません。

説明書に使い方は書いてありますけど、どの位置にどのパーツを配置するというあまりにも基本的なことは一切書いてありません。

そこでライブ演奏しているひとたちのドラムセットをしっかりとみて、それから配置接続しました。
この時点ではスネアって何?というレベルですから。

配置は出来た、音のセッティングのしかたやら、音の出し方は理解した。
よし叩くぞとなったわけですけど、少しは教えてもらったんですけど、
あらためてやってみると、ほとんど出来ません。
正確にいえば、おしえてもらったことだけしか出来ません。

結局、ドラム入門といったDVD付きの教則本を購入して、それ見てやることにしました。
ドラム入門というのを動画であげてくれているかたがいますが、それだけをみても理解がついていかないところがありますので、超初心者向けの教則本と合わせて練習することになりました。

4.やはりドラムは楽しい

えいやあで買ってしまったものの、うまい下手ではなく演奏にならない期間がそこそこありました。
しかし、さすがに教則本の言う通りにやっていると、段々とそれなりに出来るようになってきます。

全身で音楽をやりたいということでドラムはすすめたいということでしたが、もうひとつすすめたい理由があります。

それは、他の楽器をやったからこそ言えることなんですけど、ギターやキーボードでプロの演奏に近づけるのは難しいですけど、ドラムですとプロと同じような音を出せます。

もちろん複雑なパターンだったりすればとても無理ということですが、ポップスとかであれば、ドラムは全体を邪魔しないように演奏されています。
迫力のある楽器ですから、全面に出してしまうと全体がだいなしです。

ということは、シンプルで真似しやすい音作りになっています。
リズムがずれたりしなければ、自分のドラム演奏とプロの演奏とを重ねたものをあとで聞いてみても違和感は出にくいです。

だからといってプロにすぐにでも近づけるという意味ではありませんが、
早い段階でプロと同じような気分で演奏することができます
これのメリットは大きいです。

ただ、ドラムだけでは音楽になりませんので、誰かの音楽を聞きながら練習することになるかと思いますが、結構早い段階でその気になってきます。

8ビートという基本的なパターンがありますけど、はじめの頃はこれだけをひたすら続けているだけでも楽しめました。
8ビートを基本にしている楽曲がかなり多いので、それしか出来なくてもメンバーとして演奏しているかのような気にもさせてくれます。


私も考えが甘かったんですけど、電子ドラムはサイレントギターのように
音がほとんど出ないと思っていて、それは確かに正しかったです。

ところが、叩いたときの振動というものは、ちょっとした防音マットをひいたぐらいでは
消えず、集合住宅では階下にどうしても響きます。

特別な防音、防振をしないかぎり、集合住宅ではほぼ無理です。

私の場合は、集合住宅に住んでましたので、そこでは無理だと実家の戸建てに移しました。
そのあたりはお気をつけください。

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