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元伊勢・佐々波多宮比定は「篠畑神社」か「葛神社」どっちでしょう?

日本書紀にも記され、元伊勢「佐々波多宮」と言われている「篠畑神社」は参道が階段上り系で神明造が見えて来る好きなタイプの良い神社です。ですが、葛神社も比定地候補。「佐佐波多宮」の候補地は「篠畑神社」の他に近くの「葛神社」、宇陀郡御杖村の「御杖神社」がある。

日本書紀
天照大神を豊鍬入姫命からはなして、倭姫命に託された。倭姫命は大神を鎮座申し上げる地を探して、宇陀の篠畑に行った。さらに引き返して近江国に入り、美濃を巡って伊勢に至った。

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追記すると、元伊勢・阿紀神社から、この地へ遷座したよう。

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変更履歴
2022/02/07 初版

▼HP なし

▼アクセス

篠畑神社:宇陀市榛原山辺三2235
葛神社 :宇陀市榛原山辺三1145-1

▼祭神

篠畑神社:天照大神
葛神社 :天照大神

▼見どころ

▽篠畑神社(ささはた)

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 元伊勢比定地。相殿に倭姫命が天照大神の神霊を遷座の際、援助した当地の篠畑姫神が祀られている。それが「佐佐波多"姫"社」である。

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 篠畑姫神は、『倭姫命世記』にある「天見通命(あめのみとおしのみこと)の孫、八佐加支刀部の子である宇太乃大称奈(うだのおおねな、宇多の大宇禰奈など)」とされる。『皇太神宮儀式帳』の「瀧原宮において笹を刈り宮地を整えた」童女と同一視される。
 では神明造の拝殿・本殿です。神明造で、アマテラス=女神なので、鰹木偶数の千木は内削ぎですね。

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▽葛神社

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 アマテラスを祀る地を探した豊耜入姫命、倭姫命の二柱を祀ったのが始まりで、外宮の位置づけかも。しかし、途中でアマテラスを祀るようになったという。元伊勢候補地の共通点は自然の川が近くにあり手水舎と思わせる地形などある気がしている。

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▼旅行記

▼セットで行くところ

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