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天孫降臨スター終結!「槵觸神社(くしふる)」「天真名井」は日本の始まり!本殿の彫刻が。【神話の国・高千穂シリーズ】

古事記「天孫降臨」でニニギノミコトが降り立った所と考えられている神社。古事記の一文に「筑紫日向高千穂之久士布流多気に天り坐しき」と書かれており、古くは「槵觸の峯」を御神体としてお祀りした奈良桜井の三輪山を御神体にした大神神社、和歌山県新宮市の神倉神社など拝殿・本殿がなかったところで、参道を歩くと気持ちがよい空気感が漂っています。

天孫降臨はこの地域ともう一つ候補地がある。哲学者の梅原猛は「霧島には高千穂という山(高千穂峰)はあっても地名は無く、稲作にも向いて無い事から、高千穂町と考えるべきかも知れない。」とコメントしている。
江戸時代の国学者 本居宣長は「両方である」という折衷案を出しているそうな。

変更履歴
2021/12/14 初版

▼HP

なし

▼アクセス

槵觸神社:宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井713
真名井 :宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井472

▼祭神

瓊々杵命(ニニギ)
合殿
天児屋根命(アメノコヤネ)、天太玉命(アメノフトタマ)、経津主命(フツヌシ)・武甕槌命(タケミカヅチ)を配祀。


▼見どころ

▽槵觸神社

   古事記「天孫降臨」でニニギノミコトが降り立った所と考えられている神社。古事記の一文に「筑紫日向高千穂之久士布流多気に天り坐しき」と書かれており、古くは「槵觸の峯」を御神体としてお祀りした。
 三輪山を御神体にした奈良桜井・大神神社、和歌山県新宮市・神倉神社、奈良天理・石上神宮など拝殿・本殿がなかったところで、参道を歩くと気持ちがよい空気感が漂っています。

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1694年に建立されるまで社殿は無かったそうな。

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槵觸神社より山道を200m程登ると槵觸峯に、八百万の神々が集まり高天原を遥拝した場所であると伝えられる高天原遙拝所がある。 四皇子(五瀬命・稻飯命・三毛入野命・神日本磐余彦尊(神武天皇))を祀る。

↑注目!本殿の彫刻

本殿両袖周囲には昇り龍、下り龍をはじめ、支那二十四孝物語の代表15の彫刻がある。

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▽奉納相撲、うなり相撲

 秋季大祭(体育の日)には10時から神社本殿にて式典が行われ、13時からは槵觸神社から高千穂神社までを子供御輿や神面行列・余興隊・棒術など御神幸行列が行われる。
 境内の、土俵では毎年、奉納相撲、うなり相撲が行われます。

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▽天真名井

天孫降臨の時、この地に水がなく「天村雲命」が再び高天原に上がられ、水種をこの地に移されたとされる。奥には祠があります。

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樹齢1300年のケヤキの根元から湧き出ている水です。

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▼セットで行くところ(▼旅行記)

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