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若狭の仏像-円隆寺/桂林寺/笑原神社/大川神社-舞鶴市内の素晴らしい神社仏閣-【京都】

 この地域に快慶作の仏像が4つもあるんだよな~。ということで快慶作の仏像!と思わせつつ次回に3本続けることに。
 さすが若狭!東大寺のお水取りのはじまりになる「お水送り」や天皇へ食物を奉納した地域だな。金のあるとこ=豪族あり=単価が高い仏師の仏像あり!!!! ということで、若狭の仏像シリーズ!!です。神仏習合が多い。

変更履歴

2021年08月28日 初版

▼HP

※後述「▼見どころ」参照。

▼アクセス

※後述「▼見どころ」参照。

▼祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照。

▼見どころ

▽円隆寺

 京都府舞鶴市引土72。
 朝代神社と接する神仏習合!
 境内の北側は朝代神社と接している。かつては70を超える院坊や三重の宝塔等がある大伽藍だったが、1595年8月10日の大雨による山崩れで4つの院を残して他は喪失。
 行基の開創と伝えられ、本尊は丹後地方最大の丈六仏・定朝式を伝える美しい仏像だが、見仏は団体客のみ。

平安時代作の「阿弥陀如来@重文」「薬師如来@重文」「釈迦如来@重文」と過去・現世・未来を示す三尊を安置している。この三尊は神仏習合で蔵王権現となる。代表は吉野・金峯山寺ですね。

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見えないので、「舞鶴ふるさと発見館」でパネルをどうぞ!!

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ああああ~釈迦如来座像が説法印!!!!阿弥陀と薬師は浄瑠璃寺などに通じると思った。

本殿右側は瀧不動、太子堂、観音堂が続く。太子堂は秘仏らしく、観音堂は珍しい聖観音菩薩坐像である。
出世稲荷神社、八幡神社を越えると「朝代神社」となっており、鎮守社だったのだろうと思う。

最後に、不動明王立像・毘沙門天立像も重文で、本堂内はなかなかの装飾で大伽藍だった面影があります。 また、黄不動と呼ばれる不動明王立像と 毘沙門天立像も安置されている。

▽朝代神社

円隆寺と接している。この神社は672年に淡路島・伊弉諾神宮より勧請して創建されたと伝わる。
本殿の彫が素晴らしすぎる。日本海側の神社は社殿の彫に注目!!

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境内にある「朝代神社」の奥には「奥姫稲荷神社」などがある。「奥姫稲荷神社」は田辺城内から遷座されたようです。続いて大工の神様を祀る「工匠神社」、「多賀神社」、「恵比寿神社」、「須賀神社」と続き、「天満宮」もある。

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▽桂林寺

京都府舞鶴市紺屋69。
田辺籠城戦の際に決死の覚悟で参戦し、後に仏涅槃図や梵鐘が贈られた。

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▽笑原神社(元伊勢の噂)

京都府舞鶴市紺屋町29。
「やはらじんじゃ」と読むが地元では「神明さん」と呼ばれている。
祭神はアマテラス、トヨウケ、ツクヨミと伊勢神宮の内宮・外宮・別宮と同じである。

淡路島南あわじ市八木にも同名社「笶原神社」があり”笶”は竹でつくる矢のことだそう。
丹後一宮・籠神社にはかぐや姫、羽衣伝説と繋がりが強いなと思ってしまうのは私だけか??

700年代の宮司は籠神社繋がりの海部氏だったらしく、元伊勢伝承があるのも納得する。1970年代に山の上からご神体を現在の本殿に下ろした経緯がある。山の上には磐座がありそうだ。

ということから元伊勢「吉佐宮」かもと噂されるのも、わからなくもない。

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▽大川神社

京都府舞鶴市大川589 。
大川大明神といい顕宗天皇元年に祀られたといわれる舞鶴市内最古の神社。祭神は保食神@食、相殿に句々廼馳神@木々、カグツチ@愛宕系火、埴山姫神@土、金山彦神@鉄、罔象女神@水を祀る。水金地火木と食(農業)に欠かせない五元神を祀る。

では素晴らしい神社を写真で!

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▽瑠璃寺

京都府舞鶴市吉田170。

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▼旅行記(セットで行くところ)

▽円隆寺・朝代神社・大川神社・笑原神社

▽円隆寺・朝代神社・大川神社


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