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紫陽花と紅葉「楊谷寺」近代社寺経営なのかも【長岡京シリーズ】【大原野シリーズ】

清水寺を開山した「延鎮」により開かれた寺で、延鎮が『西山にて生身の観音様に出会うことができる』という夢のお告げから、柳の生い茂る渓谷の岩上に生身の観音様を見つけたそうな。拝観料は安く、手水舎が人気スポットになっていた。ちなみに、清水寺を開山した「延鎮」は奈良「子嶋寺」ですね!

変更履歴
2022/11/18 初版

▼HP

▼アクセス

長岡京市浄土谷堂の谷2

▼本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

 紫陽花と紅葉を対比しながら紹介します。そして、写真の順に巡っています。境内地図は公式HP参照で。

→一番近い駐車場(2021年)

(2021年11月24日(水) )
(2021年11月24日(水) )

→参道

 平安時代より天皇・公家を初めとする眼病に悩む人々に信仰されてきたことから、眼病平癒の祈願所とされる。

(2019年6月16日(日))

 京都の「あじさい」と言えば、ここと三室戸寺と善峯寺あたりを答える人が多いかと。6月の紫陽花のときは、9:00開門で、9:10ごろに着いたのだが、駐車場はほぼ満杯で、上の檀家用のお墓の駐車場まで行かないといけなかった・・。

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→山門

 天皇や皇族専用出入り口「勅使門」だったらしいが、今は一般参拝者も通れる貴重な門。

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→鐘楼&手水舎

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→本堂

  本尊は「十一面千手千眼観世音菩薩」で柳谷観音と呼ばれ、見仏は毎月17日毎月17日、18日に開帳。権力者からも崇敬され、豊臣秀吉の側室・淀殿はここの本尊を信仰し、毎日、ここの水で顔を洗っていたと言われている。
 本尊の脇侍は右に勝敵毘沙門天、左に将軍地蔵大菩薩としている。

(2021年11月24日(水) )
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→庫 裡(書院・受付)・浄土苑(名勝庭園)

 まず外側からの風景をお先に!

(2021年11月24日(水) )
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(2019年6月16日(日))

 書院受付では紫陽花の珍しい御朱印を頂くために待ち行列ができているが、書院内では庭園をゆっくりできる。ここでは月替わりの宝物も展示され、紫式部の宝物が展示されていた。流行の写経などができる。

(2019年6月16日(日))
(2021年11月24日(水) )
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 本堂左側に行くと名勝庭園・浄土苑があり、その中に、紫陽花を浮かべた「花手水」があり「書院」に続く。池には丸々とした鯉が泳いでいる。

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書院から庭の風景!それぞれの石には意味があるようですね。

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 まずは書院を額縁にして庭園を鑑賞します。アジサイ&紅葉の時期は平日&朝一でないと人が入るかと思います。

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(2019年6月16日(日))
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 書院から上書院へは階段をのぼることになる。京都・永観堂こと禅林寺や福井・永平寺など回廊を歩きます。6月はあじさい回廊と呼ばれている。

(2019年6月16日(日))
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(2021年11月24日(水) )

 女性陣が書院から回廊へ進んだので、ちょいと時間を置くべく、書院で休憩。ちなみに書院内にもちょっとした仕掛けが!?

(2021年11月24日(水) )
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 あじさい回廊から名勝庭園・浄土苑見下ろしポイントがある。ここからは登りで両端にテマリアアジサイが咲いている。ちなみに樹齢200年以上の椿も咲いている。

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→上書院/名勝庭園、心琴窟

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 上書院ですね。別料金&予約制です。空いていたら当日行けるようですね。2021年は平日やコロナ禍でいけそうだったが、紅葉時期がの見ごろは過ぎていたので、やめました。

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(2019年6月16日(日))
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→奥之院へ回廊上る

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→奥之院、奥之院・眼力稲荷、愛染堂 あいりきさん

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 回廊を上りきると奥之院のお堂裏に着き、「奥之院・眼力稲荷」と「愛染堂 あいりきさん」が見える。奥之院麓に「正一位子眼力稲荷社」があり、奥之院に「眼力稲荷」と「愛染堂」が鎮座している。大原野の寺もそうだが、寺に稲荷社を持つ寺が多いのも、この地域の特徴かも。秦系繋がりなのかな・・。

(2019年6月16日(日))
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 が、お堂を降りずに、お堂をぐるっと回って先に奥之院のお堂内へ!

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○奥之院
 
あじさい回廊を進むと奥之院がある。奥之院には観音が安置されている。113代東山天皇の皇妃と114代の中御門天皇と関係が深い。向かって左側には観音様のボディガード役として二十八武衆が安置している。三十三間堂とは違う愛くるしい天である。

(2019年6月16日(日))
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(2019年6月16日(日))

 三十三間堂と同じく、二十八部衆!

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 では、奥之院裏側へ!

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○奥之院・眼力稲荷、愛染堂 あいりきさん

(2021年11月24日(水) )
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 愛染明王がいるのでお堂なんだと思い、後ろを振り向くと・・・ボ、ボス!?

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→奥之院から納骨堂周辺経由で下山

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 奥ノ院右手に池と紅葉があり、落ち葉が池を埋め尽くしている。

(2021年11月24日(水) )
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 奥之院まで来ると、そこから外に出て下に下るようになる。

(2019年6月16日(日))

 あじさいを見ながら坂道を下るのだが、途中、京都の宇治・三室戸寺にもある、ハート形アジサイを妻が発見。ってどこでもあるよな・・。

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納骨堂です!

(2019年6月16日(日))
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 奥之院から本堂に戻る道がアジサイロードである。

(2019年6月16日(日))
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 奥の院から本堂の通り道からの写真。上書院は場所的にこの写真の逆側の紅葉を見下ろす形になるかと思います。

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→寺宝庫、おひよけさま、無料休憩所、阿弥陀堂

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無料休憩所

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 休憩所からの風景。見えているお堂を攻めます。

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阿弥陀堂

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→正一位眼力稲荷大明神、淀殿弁天堂、地蔵堂 親子地蔵、護摩堂・経蔵

○正一位眼力稲荷大明神
 
奥之院裏の「正一位子眼力稲荷社」と対になる「正一位親眼力稲荷社」があった。親子関係になっており、上賀茂神社と下鴨神社の関係と同じだな~と思うのであった。

(2019年6月16日(日))
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○淀殿弁天堂

(2021年11月24日(水) )
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 ↑2021年参拝時は閉まっていましたが、2019年は開いていました↓

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○地蔵堂 親子地蔵

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○護摩堂・経蔵

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→弘法大師お砂踏み、独鈷水

 平安時代より天皇・公家を初めとする眼病に悩む人々に信仰されてきたことから、眼病平癒の祈願所とされる。境内左にGO!御朱印と同じ方向ですね。

(2019年6月16日(日))
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(2021年11月24日(水) )
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 2021年は一人もいな~~~~~~~~~~い。。。なんでや・・目を洗う。よしこれで視力回復!?んなわけないが。歴史背景としては、江戸時代の霊元天皇が眼病を治癒されたことをきっかけに明治に至るまで天皇家に「独鈷水(おこうずい)」を献上していたと伝えられ、この独鈷水は弘法大師空海が加持祈祷したという霊水であり今でも頂ける。

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 眼病のご利益の歴史背景としては、江戸時代の霊元天皇が眼病を治癒されたことをきっかけに明治に至るまで天皇家に「独鈷水(おこうずい)」を献上していたと伝えられ、この独鈷水は弘法大師空海が加持祈祷したという霊水であり、今でも頂ける。

(2019年6月16日(日))
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↓コロナ禍特別対応!?w

(2021年11月24日(水) )
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→駐車場近くの紅葉場所

一番近い駐車場から何か階段がある。この階段先には扉があるので行けないのだろうと思っていたが、行けるようなので行ってみた。

(2021年11月24日(水) )
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▼旅行記

▼セットで行くところ

▼仏像展


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