信濃二の宮対決!同一境内「矢彦・小野神社」素晴らしい古社&諏訪繋がり・御柱祭あり!【信州シリーズ】【諏訪シリーズ】
オオナムチ(オオクニヌシの別名)の国造りに息子・コトシロヌシとタケミナカを従えて、この地に降り立ったとか。 一方、諏訪にはタケミナカタより強い権力者があり、ここに一時的に留まったとも。諏訪大社では4社に分かれており、出雲系と大和系で分かれているような感じだったが、ここに来ると、その歴史的背景も感じる由緒である。
矢彦神社、小野神社と並んでおり、よい雰囲気の神社です。残念ながら誰もおらず御朱印は頂けなかったですが。御柱がある小野神社・矢彦神社も諏訪大社と同じく「御柱祭」がある。「人を見たけりゃ諏訪御柱、綺羅(きら)を見たけりゃ小野御柱」と言われており、小野神社の御柱は煌びやかな衣装で行われる。
変更履歴
2022/05/15 初版
▼HP
▼アクセス、祭神
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
旧梓川村に建つ水の守護神。以前は本神山の山頂に建っていたそうで、その後に今の位置に遷座したと言われている。
オオナムチ(オオクニヌシの別名)の国造りに長男・コトシロヌシと次男・タケミナカを従えて、この地に降り立った。 小野神社と並んでおり、よい雰囲気の神社です。残念ながら誰もおらず御朱印は頂けなかったですが。
矢彦神社、小野神社の順に巡ります。
先に言っておくと、住所は違いますが隣り合っており境内は同じです。
▽矢彦神社(長野県上伊那郡辰野町 小野 八彦沢3267)
欽明天皇の時代に、大己貴命と事代主命を正殿に、建御名方命と八坂刀賣命を副殿に祀ったのが始まり。674年に7年ごとの式年祭と定め社殿を造営した。
7年ごとって善光寺の秘仏公開、御柱祭繋がりなのは、実はこの二宮の風習なのかもしれない。
では、今の由緒から始めます。
信濃国二之宮で上伊那の総鎮守。祭神はオオクニヌシ別名「大己貴命」と「事代主命」をはじめ9柱。後ほど説明する小野神社と合わせて、出雲主要三柱(造語)コンプリートですね。
その他、オオクニヌシの息子で諏訪大社の祭神「建御名方命(タケミナカタ)」、「八坂刀賣命(ヤサカトヒメ)」、枚岡神社で春日大明神の1柱「天香語山命(アマノカゴヤマ)」、「熟穂屋姫命(ウマシホヤヒメ)」、神武天皇こと「神倭磐余彦天皇(イワレヒコ)」と応神天皇こと「 誉田別天皇(ホムダワケ)」、「明治天皇」となっている。
立派な拝殿です!!そして、そびえ立つ御神木。
拝殿左右には諏訪を示す御柱がある。
勅使殿??勅使門はよく見るが・・。
本殿が立派!!拝殿の両脇には切妻の回廊があり、まるで諏訪大社下社の片拝殿と似た配置。
上の写真の格子越しから本殿を見ると、拝殿から期待すると、残念に思います(笑)
祭神はこの神社の冒頭で説明した神様たち。「天香語山命(アマノカゴヤマ)」は新潟・弥彦神社からの合祀かもしれない。
では右の小野神社へ!最後にここは飛び地です。
▽小野神社(長野県塩尻市北小野175-1)
タケミナカタは信濃(当時は科野)に降臨し、しばらくこの地にとどまり諏訪に移ったとする。理由は、諏訪には洩矢神(もりや)がいたためとも言われている。
なんか立派な拝殿です。本殿を見る前に参道を振り返る1枚写真を撮って、拝殿左右から本殿に向かいます。
3つの本殿がある。左から八幡宮、小野神社本殿、副本殿。
本殿はタケミナカタ。
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