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10年前と今、ぜいたくランチ客層の違いから感じる職の多様化

子供が大きくなってきて週末に夫婦で外出する
ことが少しなら可能になりました。
で、先日に私の誕生日祝いということで、
夫婦で約10年ぶりにちょっと贅沢なランチを
和食のお店でしたのですが、
以前と客層がずいぶんと変わったなぁと感じました。

贅沢な和食のお店に入ったら

そのお店、カウンターに8席と個室が1つで、
お料理は10品弱で前菜色々や八寸、お椀、お造り、
焼き物、煮物などが順番に出てくるお店です。

10年前こーいうお店での週末のランチでの客層は、
今の私達(40代後半)と同世代は少しと、
あとは我々よりも年長のご夫婦やマダム、老紳士、
おじちゃんおばあちゃんを交えたご家族などが
客層だったような記憶があります。

それが、先日我々が入ったお店の風景は、
大きく異なりました。

カウンター8席は満席だったのですが、
私達以外のお客さんの顔ぶれは端から
常連風のおじいさん、30代半ば位の女性、
30代後半位の男性、我々夫婦、50代位の男性、
アラサー位の女性二人組(たぶん中国語)でした。

我々夫婦と女性二人組以外はお1人様で、
30代位に見える女性と男性は服装もカジュアル
(男性は白いTシャツにジーンズ)で、
普段使いでランチに来たって感じです。
女性二人組はおしゃれで服も髪もカラフルなクリエイター風です。

旧来型(?)のお客は我々夫婦、常連風おじいさん、
おじさん(趣味がグルメ風)だけでした。

同じ店ではないので単純に比較は出来ませんが、
なんか新鮮で、世相を表しているのかなぁ、
と夫婦で話していていました。

お客さんの職業(想像)を想像すると

10数年前の客層である老紳士やマダム、家族は、
多くは大きな会社の管理職やOB、その奥様、
また中小企業のオーナー社長やその奥様などでは
ないかと思います。

一方で今回の人々は私が見た主観的な印象では、
30代男女は個人事業主、バリキャリ、
アラサー女性二人組は国際派エンジニアか
クリエイティブ職、そんな感じでした。

以前との違いは年齢層が随分と若くなったことと、
一人客が大半で、職業も多様になった印象です。
しかも、私達は久し振りに&私の誕生日という名目で
いわゆる特別な食事であったのですが、
私達以外の全員は普段使いで気軽に来店されている感じでした。

私たち夫婦以外のお客さんにとってこの贅沢ランチは、
贅沢ではなくて日常なのでしょう。
つまりお金を持っている人々が大企業の年長者から、
アラサーからアラフォーのフリーランスやエリート、
国際系、ITエンジニア、そんな感じにシフトしたのかも知れません。

多様な社会にシフトしている?

この様子を見て感じるのは、働き方が多様化して、
ダイバーシティが進んでいるとの職業に関する変化と、
1人で予約して食べに行くという考え方やライフスタイルの変化です。

この10数年で東京の街では、
働き方が多様になり、働く人も多様になって、
考え方やライフスタイルも多様になってきたのでしょうか。
キャリアと言えば平日のイメージなのですが、
週末の風景も変わってくるのですね。
なんか新鮮でしたので、少し書かせて頂きました。

(2022年5月30日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士
山本恵亮
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