始めた挑戦を途中で諦めずに成功する為に必要な３つのこと

古い自分をリセットして、新しい自分として
新しい夢を描き挑戦を始める時はワクワクしますね。
一番楽しい時期だと思います。

しかし、多くの人々が挫折して諦めてしまいます。
ほんと継続は難しいですね。

新たに始めるだけでも成功だが

新たな夢を描き、目標を立てて、
それに向けて挑戦し始めただけでも凄いです。
殆どの人が夢に向けて行動を開始しないので、
行動した時点で100人の中で1番くらいにはなっています。

でも、やり始めたら思い通りにいかないこと沢山あって、
続々と脱落していきます。
私が転職市場で多くの人々の経歴を見ていても、
希望の仕事に就いたのに１～2年で辞める人は
かなりの数に上ります。

リサーチして考え抜いたうえで
「こうやればきっと上手く行くに違いない」と確信し
挑戦をしたものの成果が上がらない事態に陥るとつらいですね。

新たな夢や目標に向けた挑戦から、
挑戦を開始した人々が続々と脱落していきます。

どうすれば継続できるのでしょうか？

初心を思い出す

スポーツ選手が金メダルを勝ち取った自分の姿を
繰り返しイメージして頑張り続けるって話は
良くお聞きになると思います。

サッカーのワールドカップ決勝戦で得点して
世界一に輝く自分（自分達）の姿をイメージする等、
多くのサッカー選手がやっているでしょう。

つらい練習を継続できるのは、
夢を実現した時の自分の姿を明確にイメージして、
それを繰り返し思い描いているからです。
私も中高生時代に陸上競技をやっていた時は、
自分なりの目標を達成した時の姿を常にイメージして
辛い練習に向かうエネルギーにしていました。

心に思い描くイメージは時間とともに色褪せますので、
繰り返し描き直すことが必要です。

例えば、週に一度、自分の行動を振り返る時に、
同時に成功した時のイメージを思い出して、
明確に描き直すことはお勧めです。

「初心忘るべからず」という諺がありますが、
まさに挑戦を始めた時の気持ちを忘れないよう
繰り返し成功した自分をイメージすることは
とても大切だと思います。

やり方を工夫する

頑張って挑戦しているのに上手くいかないのは
何か問題があるはずですよね。

にも関わらず、自分が信じる1つのやり方を
何も考えずに繰り返して失敗し続けていると
誰でも気持ちは萎えてしまいます。

頑張っているのに、上手く行かない人は、
ゴールを見失っていることや、
ゴールに到達する為のやり方を工夫していない
ことが多いものです。

やってみたら、それを検証して、
より良いやり方に修正して、
またチャレンジして、、、というように
PDCAを回しながら工夫して挑戦していけば、
突破口が見いだせるはずです。

トンネルを抜けた時は、大きな達成感があり、
萎えていた気持ちも吹き飛び、
モチベーション全開で頑張れるでしょう。

力を借りる

自分だけでは大きなことは出来ないものです。
自分一人で抱え込んで黙々とやっていて
トンネルから抜け出せない人は多いもの。

自分にはどんなリソースがあるか。
自分の強みやスキル、人脈、経済力など、
挑戦に活かせるものを把握しているでしょうか？

人脈は何のために持っているのか。
お客さん候補としてモノやサービスを売る相手
というだけではないですよね。

いざとなった時に頼れる知人はいるか。誰か。
相談できる友人や先輩はいるか。

相談することで気づきがあることもあれば、
ちょっと力を貸してもらえるだけで、
難局を突破できることはあります。
必要な時には力を借りることも必要です。

それによって希望が持てれば、
萎えていたモチベーションも復活して、
挑戦を継続できるものです。

継続したもの勝ち

初心を忘れず、
やり方を工夫し続けて、
必要なら人に力を借りる。

そうやって高いモチベーションを維持して、
挑戦を続けているうちに、
ライバルはどんどん自ら挑戦から降りていきます。
気がつけば残っているのが自分だけになっていた、
なんて状況は珍しくありません。

継続は力なり、とはほんと真実ですね。

皆さんの挑戦が成功して、
在りたい自分になることが出来ることを
心から祈念しています。

（2023年7月24日）
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士