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<20>誰でも100人の中で1番になる強みを持っている

「あなたの強みは何ですか?」

このシンプルな質問に、はっきりと答えることが出来るでしょうか?
新たなキャリア・ビジョンを描き、そして前に進む為には、自分の強みを理解していることが必要です。


強みは物事を成す為の道具

まず、強みは自分が何かを成し遂げる為に使う強力な道具です。それを使って自らの思いを形にしていくのです。しかも、強みのスキルを活かして行う得意なことは、自分が興味あることでもあります。興味があるから、やるようになり、それが強みになっていきます。

例えば、好奇心が強ければ、物事の真実を知りたいと興味を持って調べるようになり、それを繰り返しているうちにリサーチをして本質を掴むことが強みになるイメージです。自分が物事を成す時に使う道具である強みを理解することは、自分が出来ることややりたいことを見出す為には必要です。

人はそれぞれ誰にも負けない強みを持っている

そして、あなたが持っている強みには、人並み以上には出来る“そこそこ”の強みだけでなく、他の誰にも負けない卓越した強みもあるはずです。

少なくとも100人の中で1番になることが出来るくらいの強みはある必ずあります。1000人や1万人の中で一番になるような強みもあるはずです。

自分の強みを見出し、それを活かせることをやっていけば、きっと自分ならではの断トツの成果を上げることが出来るでしょう。まさに「好きこそものの上手なれ」です。

自分が持つ卓越した強みを理解することは、その強みが最も活きる自分の勝負所を理解することでもあります。

強み×行動=成果

更に、自分の強みに行動を掛け合わせると成果に繋がります。強み×行動=成果です。

世の中には自分の強みを持っていても行動しない人が多いので行動するだけで一定の成果は必ず上がります。やったもん勝ちです。

しかも、行動した人も挑戦の途中でどんどん諦めていきます。諦めなくても、自信過剰になることや勘違いをして自滅してしまうことが多いのです。ですから、諦めずに謙虚に改善して挑戦の為の行動を続けているだけでライバルが減っていき、最終的に成功出来る可能性が大いに高まります。

以上のように、
誰もが独自の強みを持っており、その強みが何かを理解することが必要です。それが目指したいビジョンや挑戦したい仕事を明確にします。そして行動し成果を上げて成功することにつながります。

それでは、今回はここまでにします。
次回のコラムでは、自分の強みを棚卸する為の具体的な方法をご紹介したいと思います。

(2024年2月5日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士

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