〈作家紹介〉創作書道家 清水竜也について
清水竜也は唯一無二の書道家である。
彼の書作には、まず強い"想い"がある。
例えば、「生まれてきた」「はいつくばれ」「叶」など、ストレートに分かりやすい言葉で自身の内なる強い"想い"を作品に注ぎ込む。
時には吠えながら、あるいは泣きながら、書作に全身全霊をかける。作家として極めて感受性が高く、それが作品の性格にも影響している。
清水は創作書道家という肩書きだが「創作」というのは、空から(何も無い空中から)文字を生み出すことを示しているのだろう。
一般的な書作は、先人たちが開