メイウエザーの花束事件。児童へ教育学習をおこなった結果。
メイウエザーに花束を投げ、ブーメランのように帰って来て、前言を撤回し謝罪した、利を追い義を知らぬ愚か者。
昨日小学生に、このくだりの動画をYouTubeで見せ、小学生各々に思った事を言わせ、話し合った。
1人の子が小学2年生らしい発言をした。
この子達は、この事件を全く知らなかったので新鮮であった。
「なんでこれから真剣に試合をする人に、花を投げるの!」。
つくづく子供は素直で、偉いと思った。
私はこの人の資産が1000億以上と前置きし、言った。
「月にお20万円お給料をもらって、お前達が高校大学に行く為に2万円を貯金したとする、残りの15万は家賃や食費、洋服代。
すると残りは3万円。そのお金で月に一回、お前たちとの為に親子でファミレスでステーキを食べる。これは真の幸せなんだ」。
「でも将来、お金持ちになりたければ、100万、1000万て欲しくなるかもしれないな?」。
そういうと子供たちは「欲しい」と言う。
「そう。お金は多く持っても、20万円の給料でも、その人が幸せで尊敬されないといけない。子供の為、誰かの為に稼ぐ物だ」。
そういうと子供達は、紙とボールペンを持ち、各自自主的に感想文を書いた。
「いつも会長が言うようにお金は、正しく儲けること。その大切さを思いました」。
ちなみにほぼ平仮名であったが、こんな感想文が多かった。
今回、お金と別に「反面教師」の意味を教えた。
「この件で殆どの人が悪口を書いてる。俺は花束を投げた人の行動を見る。そしてそう言う人にならないようにする。これも教師と反対の面を持った教師。反面教師と言うんだ。この見分けをこれから考えるように」。
トドメにこの言葉を投げると、最初は反面教師てナニ?
そう言ってた子供達は、すごく納得した。
そう考えると、この手の花を投げる愚か者の悪口を書くと言う、同レベルにならぬ様、子供はいい方向に思考が進むと思う。
今回は上級コース対象だったが、初級、中級コースにも教える。
子供は分からない事に、黙り込む子と分かる迄、食いつく子に分かれる。
浅い事を深く考える食いつく事。
これが出来ねばならぬ、と私は習った。
こう言う事を少しでも多くの子へ、後世に残して行きたいと思う。