見出し画像

さあ、今年のお中元は何をおくろうか?

30代になると、結婚したり、子どもが生まれたり、それぞれの暮らしのペースが出来上がってくる。どんなに仲の良い友人でも、少しずつ会う回数が減っていく。

そんなとき、仲のいい友人から贈り物をもらうと嬉しいものだ。でも、贈りものって誕生日以外に贈る機会があるのだろうか。そんな想いを抱いている人におすすめしたいのが「お中元」。

30代、編集、カメラマンを生業とする私がお中元をおすすめする理由を紹介していく!

一年に一度、相手への思いやりを

今は数年に一度しか会わなくなってしまったけれど、顔を合わせれば話が弾む、そんな仲の良い友人に久しぶりに連絡をとる手段としての「お中元」がおすすめ!

仲はよかったけれどなかなか会えてなかった、そんな友人に公的に物を送れるのが「お中元」の良さ。

現代において、私たちが何の下心もなしに贈り物を送るという機会はほとんどなくなってしまった。会社でお中元を送ることもあるだろうが、しかしそれは上司や先輩へ建前の気遣いに過ぎないだろう。

「お中元」では相手の家族構成、価値観、暮らしぶり、贈るものに自分らしさがあらわれているか、適度な値段感か、相手に気を遣わせないか。

そんな送りものに対しての自分のセンスが問われる。逆にだから楽しいのだ!

まぁ少し難しく語ってみたが。私の根本にあるのは自分がもらって、嬉しい物を送りたいということである。

お中元ってどんなイメージ?

お中元イメージ

お中元というと、どうもかしこまったイメージがある。会社の人から贈られてきたりくる「なんかちょっといいもの」というくらいの認識しかなかった。

会社に入って、サラリーマンとして働くようになると得意先や偉い人に日々の御礼として送る、建前のようなものだと認識するようになった。

贈りたいというよりはちょっとめんどくさい提出物くらいの認識だった。

なぜ、今「お中元」を勧めるのか?

それは私が仲のいい友人にイタズラのように贈ってみると、とても喜んでもらえて、お中元を選ぶ時間と友人からの反応がとても楽しかったからだ。

贈るものに値段はあまり関係ない。

もう僕らは30代になったから、自分のために何かを選んでもらう時間やその過程にありがたみを感じられるようになっているはずだ。


そんな去年の経験を経て、今の私にとってお中元の認識というと、「プレゼントを送るというほど特別なものではなく、長年仲のいい友人に「いつもありがとう」とお礼をいう感覚のものだ。


お中元についてちゃんと調べてみると?

何となく、お中元という言葉を使っている人も多いだろう。何故、そんなことを言うのかって?私がそうだからだ。そこでお中元を贈るに当たって、まず意味や風習を調べてみることにした。

以下、お中元について、高島屋HPより引用。

お中元は、お世話になった人に日頃の感謝を込めて贈る夏のご挨拶。「中元」はもともと道教の習俗の1つで、旧暦の7月15日のことを指す。この日に行われていた祭りに仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)が混ざり祖先の霊を供養する日となった。お世話になった人に贈りものをおくる習慣として、「お中元」・「お歳暮」があります。江戸時代以降この中元は、盆の礼として親類やお世話になった人に贈りものをする習慣へ発展、現在のような形になりました。
→どうやら親しい友人に感謝の意味を込めてお中元を贈るという認識に間違いはなかったようだ。ではお中元という言葉は、どんな意味を持つのか。

高島屋HP

東日本は7月上旬~15日まで西日本は7月中旬~8月15日までが一般的。7月上旬から8月15日ごろが中元の期間ですが、立秋などを過ぎたら「残暑御見舞」「残暑御伺い」として贈る。金額の目安は3,000円~5,000円程度が一般的だそう。あまり高価なものは相手に気を使わせてしまうことにもつながる。そのため、負担にならない程度のものが適切だと考えられる。
お中元のおもしろさってなに?

高島屋HPより

ここまでは高島屋からの引用。

しかし、お中元というものに対して、もっと気楽に考えてみたらどうだろう。

要は理由もなく友人にプレゼントを送ることができる公的な遊びの一種なのだ。なので、日本の伝統という堅苦しいものではなく、一年に一度、相手への思いやりを持つ機会としてとらえてみたらどうだろう

さあ、今年は何を贈ろうか!

信玄餅アイス

私は桔梗屋のアイスを贈ることにした。なんで桔梗屋のアイスにしたか順番に説明していく。

私が友人に何を送ろうかと考えるとき、まず考えるのは相手が捨てることに困らないものだ。(よくある結婚式の引出物でもらって困る自分の名前の入った皿などは論外)。

次に考えるのが自分の個性が出るような贈り物、自分ももらって嬉しいもの、相手も驚くもの、などだ。

さらに、相手の性格、家族関係、好き嫌いなどを考慮して、贈り物の候補を絞っていく(それは贈るのが仲の良い友人であるからだが、笑)。

*いつかブリを丸ごと一本など贈って、贈り物で美味しいものながら相手が少し対応に困る、そんな物を送りたいと密かに思っている、笑。

今年の考え方を具体的に振り返ってみた。まずは何か、相手を喜び驚かせたいとまず考える。そして自分らしさがでるもの、あまり他の人からもらったり自分で買ったりしなそうなものと考える。

まず、私が思いついたのはカツオ節、ホワイトアスパラであった。

アスパラセット

友人の多くは食について関心が高くダシもちゃんととって料理を作ったりするので、カツオ節自体は喜んでくれそう。だけど、鰹節の本節をもらっても削り機までがあるかは正直分からない。

次に思いついたのがホワイトアスパラ。時期だし、少し高級でお中元感あるし、「めっちゃいい!」と思ったけれど時期がギリギリでもう細いのしかなかった。(送るなら立派な太いものを送りたかった。)。

551 蓬莱の豚まん

ふと「蓬莱の豚まん」は定番だけども美味しいし、無難かなもなと考えていた。

そのとき、たまたまお土産の桔梗屋の信玄餅を食べていて。あ、信玄餅もいいなーと検索してたら、見つけたのが「信玄餅アイス」だった!!


もう見つけた瞬間に決定である。大好きな信玄餅!

あの濃厚な黒蜜とたっぷりのきな粉がたまらない。一品であそこまで満足できる品なんてありそうでない。その大好きな桔梗屋が作るのが信玄餅アイスだ。

時期は7月早々に梅雨明けと言われ、30度以上の夏日が続く日々。早々に決定した。今回のチョイスは我ながら良かったと思っており自己満足共高い。

アイスという季節にあったものの中で、信玄餅アイスという特別感。自分ではなかなか買わないけれど人からもらうと嬉しいものに違いない。

アイスを食べてるイメージ図、笑

うむうむ。相手先に届いた後の反応も楽しみである!

贈り物の前提として、残って捨てにくい結婚式の引き出物のようなものは絶対に送らない。

また、人によって趣向が大きく異なる可能性のあるものも避けるべき。

ちなみに去年は台湾の友人におすすめの台湾マンゴーを買って贈った!アマゾンで個包装用の小さな段ボールを発注して、新聞紙にマンゴーを包んで、のしを作ったのもいい思い出だ!

うーん、今年は何を送ろう。まず何を送ろうかな!

この記事が参加している募集

夏の思い出

新しい事業の活動費に使います、ありがとう!