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ぴのこ堂さんの『女子の生き方』読んだ

ぴのこ堂さんの『別冊ピノコプレス   女子の生き方』を読みました。

表紙かわいい!

こちらのZINEは、ぴのこ堂さんが文学フリマ京都で販売されたものです。
フリマ後にメルカリ販売されるということで、喜び勇んで購入!

京都までなかなか行けないので、ネットから買えるのは本当に有難いです(*'∇'*)

感想

掲載されているのは、

・ぽんつく堂さんにインタビューしてきたよ!(エッセイ漫画)
・はじめてストリップ劇場にいってきたはなし(エッセイ漫画)
・売れない漫画家である私が30年漫画家を続けてこれたワケ

の3つ。

下2つは、noteでも読めます。(面白い!)

ぽんつく堂さんインタビュー

古本と印刷のお店「ぽんつく堂」さんにインタビューして作られたエッセイ漫画。

冒頭からいきなり

定期的にある欲求にとりつかれるときがある。
「お店······したい······」

とガラスの仮面風なタッチでぴのこ堂さんが描かれているのには笑ってしまいました。笑

でもね!わかるわかる!
雑貨、ハンドメイド、文具、カフェ···そういうものが好きな人は1度は「こういうお店をやってみたいかも···」って思うのではないでしょうか。

(ちなみに私は、学生さんでも寄りやすい、勉強できるカフェをやれるものならやりたい。自分も書き物しながら店番したり···)

読んでいくと、ぽんつく堂さんが古本&印刷のお店を開く経緯が、なんともわかりやすく書いてあって面白かったです。


はじめてストリップ劇場に行ってきたはなし

読み終えて、私もストリップ劇場に行きたくなりました!意外と気軽に行けるものなのね···と。

描かれている女の子が可愛い。
また、「こんなところでした」というレポートだけでなく、「女の子が救われる場所なのです」という視点も教えてくれたのが素敵でした。


売れない漫画家である私が30年漫画家を続けてこれたワケ

これはnoteで先に読んだことがあるのですが、こうして紙に印刷されたものを改めて読むと、またいいんですよね〜。

「なぜ売れたいか?」を考えた時、漫画家さんとして答えはいろいろあると思うんですよ。

「アニメ化して有名になりたいから」
「お金持ちになりたいから」
「全世界に翻訳出版されたいから」
「周りに自慢したい」
「読者を幸せにしたい」とかいろいろ。

でも、ぴのこ堂さんは「ずっと漫画を描き続けていたいから」なんですよね。
そのひたむきさ、実際に描き続けられていることがとても美しい。

漫画を描くのが好きっていう気持ちが伝わってくるエッセイです。

******

以上感想でした!
絵も可愛くて、読みやすくて幸せな1冊です(*^^*)

ぴのこ堂さん、素敵な本をありがとうございました。
これからも応援してます!

(こちらのページから文学フリマのレポートが書かれています✨)

やっぱり文学フリマっていいですね。(そこ?笑)

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