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わたしの好きな詩「地下鉄で」高階杞一
めがさめると
となりにペンギンがいた
こちらをむいて
わらっているのでたぶん
ぼくは
へんなねごとでも言っていたのかも
しれない
という書き出しで始まるこの詩は、昔、東京新聞に掲載された時に初めて読み、とても気に入りました。
とても不思議な設定なのですが、なんだかイラストやアニメのワンシーンが浮かんでくる詩です。(実写のペンギンは似合わない気がします)
小説の練習でも使用して、短編小説も書きました。
全文は、詩集「いつか別れの日のために(澪標)高階杞一」に収録されています。
新聞の切り抜きを保管して、その後何年も経ってから、この詩が収められている詩集を購入して、引っ越しても、片付けても手放さず、今もわたしの本棚にあります。
<© 2022 犬のしっぽヤモリの手 この記事は著作権によって守られています>
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