＃ドラマ感想文「本当に良い時代」（2014年）（第44話～64(最終)話）
第44話から最終話まで視聴。（全64話）
残りの20話はファミリードラマ一色に。
ドンソクの父親が帰ってきたことによる騒動。ドンソクやヘォンが、本音や事実を隠すことによる“あんぽんたん”家族達の勘違いと意地悪が続く。
なぜか耐えてばかりのドンソク。時代錯誤な家長制度を重んじる家族達。
苛々どころ満載だ。
けれど、前半のシリアス路線とかわってコメディ色も強くなっていったので、前半の辛さとは別のものだった。
登場人物が多い分サイドストーリーをまぜて話数を引き延ばした感はあるものの、兄弟は皆パートナーがみつかり、自立して、みんな丸く収まったのも、最終的に母親が自立するという展開もよかった。
それにしても、時間経過がどのくらいの設定か、それぞれのキャラクターの年齢設定はどうなっているのかは、結局よくわからなかった。
ドンソクは高校卒業後、15年家を離れていたということは、33才位？で帰郷して、何年赴任していたのだろう。
ヘォンと復縁するまで数ヶ月〜１年として、その後、ヘォンの姉のヘジュが出産してから結婚したから１年待ったと言っていた。
ドンヒが29才という台詞があった。
最終話で、長男ドンタクが「母さんが70才になった」と言っている。
父親の弟たち（双子）の妻が出産している。2人とも年の差カップルなのか？それとも兄弟の年が離れているのだろうか。
といった点は最後まで気になった。
つっこみどころ、いらいらどころ、沢山あったけれど、なにはともあれ、最終話のラストでタイトルの回収もあり、ドンソク夫妻が幸せでよかった。
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最終話まで完走できて、見ごたえもあったけれど、長すぎて「ああ、なんでこんな時間費やしてしまったのか…」と、ばからしく思えたりもした。そして、あまりに長い時間このドラマ内家族を見続けたおかげで、〇〇ロス状態になりそうでキツい。
無料配信が６日間だったのだが、小分けにして見ようと思ってもついつい次のエピソード、次のエピソード…と連続してみてしまうという、この引き寄せの力は何なのだろう？
また、ファミリードラマというのは、全然共感できない家族の話でも、なぜかはまってしまうのも不思議だ。
あぁ、母親役の声も話し方も覚えてしまった。「ドンソカァ〜」という誰かを呼ぶときの特徴とかも。このドラマがしばらくの間は、頭から離れない感じになりそうだ。恐るべし長編ドラマ。
撮影も長かったのか、子役が最初の頃から成長している。一気見しているので変化したのがわかりやすい。出演者も垢抜けていく様子がみてとれた。
本当に長いドラマだった。
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前半の感想はこちら↓↓↓
＜文・見出しイラスト／犬のしっぽヤモリの手＞
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