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才能、能力、努力の差

こんばんは。ご覧いただきありがとうございます。
障がい者雇用の現場に15年働いている経験からこの記事を書いています。
今回は才能と能力について書いていきたいと思います。よかったら、好き、フォロー、コメントなどしていただけると励みになります。よろしくお願いいたします。

1.才能

私個人的な解釈ですが才能とは全く当人が努力して得ていないけど出来ることが才能だと思っています。例えばクリエイターと呼ばれる方は往々にして才能あふれている方が多いと思われがちですが、私が知っている中で努力なくしてお金がもらえるレベルに到達したことは見たことがないです。精神障害や発達障害の方はよくこのあたりを勘違いしてる方が多い気がします。発達障害の方の何かにコミットできる力、一点集中できる力を才能といいます。努力で到達できるものはではないです。サヴァン症候群の方のカレンダーの能力なんかも才能です。努力で到達できるものではない。

2.能力

才能が先天的な力だとしたら、能力は後天的な力だと思っています。人間が努力したら到達可能な領域。それが能力だと思っています。私は10代の時に音楽で飯を食っていこうと思っていましたがあるYamahaのTEENS MUSIC FESTIVALの近畿大会にバンドで出たときに音楽は趣味にしようと思いました。同世代の人間との実力の差に愕然としたからです。今まで神戸のライブハウスや大阪のライブハウスで対バンでやった人とは実力差はそこまで感じていませんでした。プロとは歴然とした差があると思っていましたが10年努力したら追いつけると思っていました。けど同世代の人間はもう数段先にいっていたのです。能力の差というのをいやというほど味わいました。

3.努力

努力ってしんどいことを耐えに耐え、なんとかクリアしていくものだと思います。そういう意味だと私は人生に3回努力したと思います。大学の卒業、自動車の運転免許の取得、最初に入った会社での研修の三回です。大学の卒業論文は本当に苦労しました。努力をしたくない私はGoogleで毎日でどこかに答えがのっていないかと様々な検索をしていましたがありませんでした。その時初めて努力をもって現状を打開するしかないと人生で初めて思ったと思います。私は今は車にのっていませんが、普通に運転できます。私世代だと頭文字Dが流行っていて、ユーロビート流しながら峠をせめていたこともあります。しかし私は仮免許に4回落ちました。実技じゃなくて学科の試験のほうで。当時通っていた教習所でパソコンに仮免の学科の勉強ができるソフトがあってそれを使いました。私は週6で毎日5時間くらいそのソフトに落とされ続けてあるとき気づきました。全部覚えたら絶対合格できるんじゃないかと。今思うとバカな考えですが私は全ての問題を書き出し、すべての問題とその答えを覚えました。そこからどういったひっかけが多いかすべて分析し、どういうところで自分の思考の躓きがあるのか分析しました。それで合格しました。

4.能力の差

私はエンジニアとして優秀であったことは一度もありません。エンジニアをやっていて鬱になったのもあったので、違う業界に行こうと思いたまたま受けた農協で働くことになりました。その時になぜか情報の部署に配属されてしまいました。アーもう嫌だなと思っていましたが、その時そこで一番威張ってた人が全然大したことなかったんです。普通の会社ってこの程度のスキルでこんななの?と思いました。2000年代後半はそこまでITってスキルじゃなくて知識があるやつが何となく偉そうにできたんです。パソコンオタクと職業エンジニアの違いはそこでしかないです。知識はオタクのほうが強いです。ですがエンジニアは書いてきたプログラムの量とそれを他人に見られて批判を浴びてきた数が違います。

5.コミュニティの重要性

私はオンラインサロンでいろいろな方と知り合って、また自分と違う能力に気づきました。オンラインサロンでの活動って外部に言えないのですがいえるものだとMVをいろいろな方と協力してつくりました。

私がやったのは音楽的な部分ではなく、この製作費の予算の妥当性と費用をどうやって集めるかです。クリエイティブな面には全くかかわっていませんし、そんな仕事は全くやったことはありません。ですが単純に自分の能力できると思いました。それは努力というより経験値です。農協で数字に強い人相手に仕事をしてた経験も生きました。

結論

才能は先天的なもの。それは障害といわれたりもする。能力は後天的なもの。人間が努力して得られるものが能力です。能力の差は知識量、つまりインプット量ではなく、アウトプット量で大きくなります。能力はある会社で最弱な能力だったとしても、違う会社だと最強になりえる。そして最強のアウトプットの方法は人から対価が得られるもの。それは仕事、商売、ビジネスと呼ばれます。いろいろな人が集まるコミュニティに参加することが大事です。コミュニティによって使える能力は変わってきます

能力を得て、違うコミュニティで能力を発揮し、またそこで得た能力を違うコミュニティで発揮したらよいという典型的な例が西野さんだと思います。お笑い芸人x絵本作家xインフルエンサーx映画監督。そのことが分かりやすいのが以下の本です。

最近感じる能力の絶対的な差

学生のころの友人が結婚して思いました。結婚できるできないって、外見や、趣味趣向や、収入や、性格や、障害の問題じゃないなって。そこに1レベル上がるたびにちょっとでもステータス振ってたかどうかなんですよね。レベルは年齢に置き換えたら分かりやすいですね。40代って同世代で社会で活躍してる人が目立つから気づくんですよ。いやでも。これは持って生まれた才能ではなく、少しの努力でも続けてきたかどうかの差がでかいなって。


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