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気ままな読書日記

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ジャンル関係なく、気ままに本の感想を書いていきます。
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2024年3月の記事一覧

和佐高志『メガヒットが連発する殻を破る思考法ー伝説のマーケターが語るヒット商品の作り方』ダイヤモンド社

和佐高志『メガヒットが連発する殻を破る思考法ー伝説のマーケターが語るヒット商品の作り方』ダイヤモンド社

P&Gジャパンや、日本コカ・コーラで、マーケティング責任者を務めた著者が、メガ・ヒットを連発した経験から、いかにしてヒット商品を生み出すかの秘訣を披露した書籍です。

まず、消費者を理解することが出発点であり、消費者目線で見ればよいようです。①受容性/消費者からの受け入れやすさ、②店頭にどのように置かれているかという配荷、③価格/買い物しやすさの3点(3Aアナリシス)を徹底していくのが、基本のよう

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大野朋子『10代のうちに知っておきたい言葉と心の切りかえ術』笠間書院

大野朋子『10代のうちに知っておきたい言葉と心の切りかえ術』笠間書院

10代のうちから、たくさんの人と会話をして、自己主張をする訓練をすることが必要であるとし、つい無意識に使いがちな言葉を切りかえて、「好かれる自己主張」を身につける方法を紹介する本である。

会話はキャッチボールだから、相手の言葉をしっかり受け止めないといけない。しかし、単に「うん、わかる!」と言うだけでは受け止めたことにはならないと言う。

「なんか、最近、〇〇と気まずいだよね。この間、きつく言っ

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中野信子『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』サンマーク出版

中野信子『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』サンマーク出版

成功した人は、どこか運がいいところがあるものだと思うところがあり、自分もそれにあやかりたいと思います。どうしたら、自分も運が開けるのでしょうか。それが、わかれば知りたいと思いますよね。

著者に言わせれば、運・不運というのは、だれの身にも公平に起きていて、その運をどう生かすかに少なくとも人は主体的にかかわっていけるそうであす。

公平に降り注ぐ運をより多くキャッチできる人が、運がいい人、あるいは不

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