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食について

こんにちは!大和魂です。

日本人はもう一度「食」というものを見直すべきなのではないかと思います。農業について少し見てみましょう。

現在栽培されている野菜の90%以上はF1種(一代雑種)です。F1種とは何かというと、野菜を栽培し、種を取って来年栽培しても商品にならない野菜ができる、そんな種のことです。種は毎年購入することになります。

戦前、農家は固定種を栽培していました。これはF1種とは違って、種採りをして来年に播いても同じ野菜ができます。固定種は、数年も栽培しているとそこの土地になじんでくるそうです。

種は大切なのです。外国資本の勢力が更に強くなれば、毎年モンサント社などの多国籍企業から農家は種を購入しなくてはいけなくなります。企業は利潤を追求するので、種の値段を次第に引き上げると予測できますし、それにより農家の経営状況は悪化するでしょう。将来、日本人は食糧を確保するのに難儀するかもしれません。

なぜこのようなことになったのでしょうか。日本が大東亜戦争に敗れ、アメリカの支配下に入った時から既に始まっていたのかもしれません。

さて、種と一緒に考えなくてはいけない問題は農薬についてです。農薬の登場によって、作物の収量が増加し、日本の人口増加に伴う食糧の需要に対応できたところがあるかもしれません。だから、私は農薬の使用を否定はできません。ところで農薬をなぜ使用するのでしょうか。それは害虫を駆除するためです。害虫のみを駆除できればいいですが、どうしても様々な虫を殺してしまうのは避けられないのです。そして土壌は死んでいきます。

農業をするということは既に人間が自然に手を加えていることになりますが、それでも尚、なるべく自然のままを維持したい。生態系を壊したくない。そう考えると、やはり、農薬や肥料を使わないのが良いと考えます。

将来、私の食べる分の野菜は自給したいと考えています。自分で手塩にかけて育てることにきっと大きな喜びが生まれるのでしょう。

私は現在大学生なので、大学生に目を向けますと大学生の食生活は概して悪いと思います。周りのみんなは研究室に属していて自由な時間が少ないこともあり、インスタント食品をよく食べている印象です。「食」は人間の生の根幹ですから、体が喜ぶものを食べたいものです。そして、テーブルを囲んで友人と食事をとることが大切です。(私はあまりできていませんが)最近、学食の出費を抑えるためにお弁当を作るようにしました。内容は実に簡素なものです。白米(8分搗き)、れんこんのペペロンチーノ、梅干し、韓国のり。別な日には、鮭を入れたり、だし巻き卵を入れたり。それでいいのです。きっと。

時間がない現代人ですが、なるべく手作りの料理を食べるように心がけたいものです。

高等教育を受ける前に、生きるための技術をしっかりと子供たちに教えるべきです。保護者は教育というものをなんでもかんでも学校に押し付けますが、その技術は家庭での教育の範疇でしょう。すべての事柄に言えることですが、人に任せていいことと任せてはいけないことがあるのです。

読んでいただきありがとうございました。


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