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『農家のビッグダディ』飛田和さん落花生体験(落花生全力種まき編)

前回、今回初となる飛田和さんの落花生種まき体験に参加することになった房の駅メンバー。
家の前でお出迎えしてくれた牛たちが、飛田和さんの落花生や野菜作りに深く関わっていたことが知れてビックリ!
畑に到着して、いよいよ落花生種まき作業開始です♪
前回の様子はこちらをぜひチェックしてみて下さい!
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さて、前回では種まき体験で使う落花生の種が真っ赤になってる!なんで?というところで終わりました。
みなさんはなぜ落花生の種が真っ赤に色付けされているのか分かりましたか? では、答え合わせです!

答えは~、カラスや病気から守るため!

この赤い食紅は「キヒゲン」と呼ばれるもので、落花生の種まきには欠かせないもの!種まき前に種と混ぜることによって、カラスなどの害獣や病気から守ってくれる効果があるそうです。みなさん当たってましたか? 

落花生の種のヒミツも分かったところで、いよいよ種まき体験開始です。
まずは飛田和さんがお手本を見せてくれました!
「手で軽く土を5センチくらい掘って、種を2個ずつ入れる。入れたら上から土をかけて終わり。簡単だけど足腰にくるから時々休みながらやってね!」

お手本を見せてくれる飛田和さん

種を入れて土をかけるだけ…、凝った作業じゃないから簡単そう!そんな気持ちで早速私たちも参加開始しました。飛田和さんの言った通りに、土を掘って種を入れて土をかけて、土を掘って種を入れて土をかけて……
あれ?なんだか腰が痛くなってきたぞ…

なんとか1列目が終了した時には腰が痛くてフラフラになっていました。簡単そう!なんて考えていた数分前の私を叱りたい。これを後何十列もやるとなると、気が遠くなりそう。

そんな中、飛田和さんとベテランスタッフのおばあちゃん大先生はもくもくを作業を進めていて、いつの間にか2列分終わっていました。1列終わっただけで、ネガティブ思考になってしまった私とは大違い。さすが生産者さんです。スタミナと根性が凄すぎる。

生産者さんには負けられない!謎の対抗心が芽生えて私たちも作業再開!
なるべくしゃがんでいる時間を減らすために、種を入れる係、土をかける係に分かれて2列目に取り掛かりました。土を入れる係も簡単そうに見えて、牛ふん入りの土が重くて今度は腕が痛くなりそう!

土をかけていく係のスタッフさん、腕がヘトヘトです。

もくもくと作業をはじめて数時間、畑の半分の種まきが完了しました。
「房の駅さん!結構やってもらったし、ここまでにしようか!」
飛田和さんがお開きの合図をしようとした、その時、

「何言ってんですか!まだまだいけますよ!」
ヘトヘトだったはずの女性スタッフさんからパワフルな一言が!
せっかく雨もやんだし、種まきのペースも熱が入ってノッてきた今、半分で終わりなんてナンセンス!他のスタッフもコクコク頷いて、やる気十分!
私たちのやる気に飛田和さんはすごくビックリしていたけど、「じゃあ、最後までやりますか!」とうれしそうに笑ってくれました。

作業再開!ビニールを敷いていく飛田和さんと私たち

飛田和さんとスタッフ、みんなの心と一つにして作業再開!
種まきする予定がなかった場所に機械を持ってきてビニールを敷いていく飛田和さん。そこに種まきをしていく私たち房の駅スタッフ。いつの間にかお天気も晴れてきて、絶好の豆まき作業日和になっていました。

そして……!種まき作業完了!!離れて畑全体を見ると圧巻...!

奥までびっしりおおまさり畑!

「ほんとに助かった!1日でここまでできるなんて思ってなかったよ!」
畑を見渡してにっこり笑顔の飛田和さん。
なんと畑一帯を種まきするには2、3日かかるのだとか!それを1日で全部やり遂げることができたのはすごい!と嬉しそうに言われて、ヘトヘトで体中痛いけど、飛田和さんの力になれたのならよかったなぁ、なんて思えちゃいました。

今回豆まきしたおおまさりは、9月から10月の今の時期に収穫されます。飛田和さんのおおまさりは房の駅で販売予定なので、この記事で興味を持った方は是非、千葉の落花生をお試しください!!