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気候の変化というものを感じた、森の中のキノコ収穫体験。 ー 千葉のおいしいを大切に ー

本当は多くの方にも見ていただきたいと思って、一昨年の年末から画策していた森のキノコの収穫体験。千葉県市原市でも、高滝ダムに近い山口という田園が広がった先の山中にその収穫場所はあります。

私たちがいつもお米でお世話になっている農家さんの根本さんは、原木椎茸界では有名な方。お米でも有名なので、もはや手がける農産物は良いものを送り出している証拠でもあります。

昨年2023年は、とても雨が少ない年でもありました。加えて梅雨の時期だけでなく、秋に入っても台風の影響もなくそのまま冬に。しかも1月でも1月ではないかのような暖かさ。近年稀にみる気候変動を体感している最中にいるな。という実感をしております。

「やっとナメコの収穫ができるようになったよ!」という、根本さんから一本の連絡。

嬉しさもあり、年末の忙しない時期とい微妙な時期に、正直戸惑いもありました。ただあの光景を多くの方に見ていただきたいと思ってもいたので、兼ねてから参加をしたいという風に熱望していたスタッフのみで、今回の収穫体験を実施しました。

ナメコの育つ環境には何回か足を運んだことはあるものの、日頃の環境とは違いすぎる森の音に、何度来ても心が踊ってしまうのが不思議です。特に今回は風が強めで、常に木々が音を鳴らしていたので、その音も楽しむことができました。その雰囲気を少しばかりですが、お楽しみください。

そして道沿い車を止め、歩いて下ったところに、椎茸の原木を休ませている一角に、ナメコの生育場所がありました。

昨年とは違った収穫時期を迎えたナメコの量は、想像をはるかに超えており、一株一株が大きく小さいものでやっと手のひらに収まるくらい大きなものに育っていました。

原木に育つナメコ

昨年は収穫期最後の方ということもあり、少しずつ生えているのが綺麗にも見えましたが、この収穫期を迎えたナメコというのは、ナメコの存在感をはるかに超え、もはや驚きしかありませんでした。

この日は強風だったこともあり、収穫がとてもスムーズに。時よりナメコと一緒に育つ椎茸の存在にもありがたみを感じ、参加したメンバーもとても満足な感じで収穫していたのが印象的でした。

手に収まらないくらいのナメコの株。

この後、収穫したナメコをお味噌汁に入れたり、椎茸と一緒にジビエ料理を楽しんだり、根本さんの作った美味しいお米も一緒に。といった感じで、素材の味を十分に楽しめる農業体験となりました。

来年は、天候次第という事もありますが、多くの方に楽しんでいただけるように準備をしていきたいな。と考えております。

引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。

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