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取り合えず、先払いはしない!

投資詐欺や、歯科矯正の詐欺のニュースを観ました。自分さえ良ければ良いという考え方はさて置き、自分の為に誰かを傷つける行為には苛立ちを抑えるのが難しいです。
 
私も人を信用しやすいので、絶対に決めている事があります。

1.先払いは基本しない

少額ならば良いのですが、数十万円、数百万円、数千万円を先払いする事は当然リスクが付き物です。もしするのであれば、3つだけ条件があります。

3つ全部揃えば、先払いでも全く問題ないと思います。少なくとも、どれかは当てはめたいものです。

1-1.大手企業か、上場企業

大手や、上々企業であれば、まず詐欺はありません。そしてキャンセルポリシー等もあるので、万一、納得がいかなくとも契約に則って話を擦り合わせていくのみです。

1-2.クレジット決済

私は現金主義であったこともあり、痛い目にあいました。そして消費生活センターが言うには、振込みは一番良くないとの事です。それまで、私は振込みこそ跡が残り一番良いと思っておりました。
 
よくよく考えてみると、支払いの跡は現金手渡し以外は全て残ります。
 
そして振込の何がいけないのかというと、支払いを停止出来ないからです。振り込んでしまえば、相手がどんなに悪人であろうと取り返す事は逮捕でもされなければ不可能です。

銀行に組み戻しと言って相手に誤振り込みを伝えてもらい、相手の了承を得られれば、返ってくる制度はあります。しかし、詐欺師や悪人が返してくれるわけがありませんので無駄な抵抗です。
 
そこでお勧めなのが、クレジット決済です。ご存じの通り、クレジット会社は支払いを代行しております。仮に相手方へその支払いがされていても、正当な理由、もしくは正当かどうか危うい支払いに関しては、一端キャンセルの話に乗ってくれて調査してくれます。
 
取引の詳細を説明し、支払いについての異議を申し立てるべきです。私もクレジット会社から請求書が届き、既に私の口座から引き落とされた後でしたが、返金された事もあります。
 
繰り返しますが、過ちや正当性が認められれば、お金を取り返してくれる事もあります。ましてや行政の消費生活センターが間に入ればかなり円滑に事が進みそうです。

1-3.分割

分割であれば、途中で何かあれば上のクレジットカード会社に間に入ってもらう事もできますし、被害も最小限ですみます。
 

1-4.相手に逃げ道が多すぎる

これが全部当てはまらないならば、相手に逃げ道が多すぎるからです。仮に200万円くらいの金額であれば、訴訟してもあまり金額的にはメリットもないです。
 
弁護士事務所への着手金、事務手数料、訴訟(代行)費用、日当、そこから、相手から裁判で取り戻せる金額はいくらでしょうか。相手も弁護士を立てるかもしれません。

取りも戻しても、そこから弁護士へ成功報酬が発生します。
 
そして、何より労力も使います。そう考えると決して先払い等出来ないはずです。

2.信頼、救済制度、リスク分散 

上で掲げた条件ですが、それぞれ下記のような理由付けが可能です。

1.大手企業、上場企業➡安心感、信頼
そして、万一トラブルになっても別の担当者と規定に則って話合いが可能です。
2.クレジット決済➡救済制度
上でお伝えしたように、不正などが疑わしい場合はクレジット会社が調査に応じてくれます。
3.分割➡リスク分散
仮に詐欺などに気付いてしまっても初期段階であれば、被害を最小にする事が可能です。

3.現金振り込みした私の場合

例えば私は創業時、ホームページ制作をある人に依頼したのですが、セキュリティ対策等がなされておらず、到底納得のいくものではありませんでした。(興味ある方は業者を教えます笑)
 
気持ち良く仕事をしてもらいたい為に、本心とは裏腹に、値切る事もなく165万円一括で銀行振込しました。
 
どうしたって、振り込んでしまえば、返してはくれません。私なりの正当性があっても、法律的に犯罪とならなければお金は勿論、相手には痛手がない訳です。

4.先払いはやめた方が無難

先にも伝えたように、少額(スーパー等で使う範囲)であれば問題ありません。その程度であれば、悪意があるような人はあまりいないですしょう。
 
しかし、高額となれば話は別です。何よりも先にお金さえ払わなければリスク回避が100%なのは誰でもわかるはずです。私はわかりませんでしたが。
 
そして、それでも先払いをするのであれば、上であげた3点が必須です。
 
・大手、上場企業
・クレジットカード決済
・分割
 
それ以外は先払いする必要も、理由も見当たりません。
 
 
 
 

御一読ありがとうございます!!


 

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