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単細胞を助けられなかった!

どうも、センサールマンの山﨑仕事人(昨日キュウリ食べた)です。

事務所の後輩ピン芸人の単細胞がTwitterで『カッパを助けて!』という企画をやっていました。
内容をざっくり説明すると、

①毎日19時にカッパくん(主人公)の漫画を投稿
②翌朝7時までにリツイートとイイネの合計が一定数に満たないとその夜の漫画でカッパくんが死ぬ
③10回死ぬと打ち切り

という感じです(詳細を見たい方は下記リンク先へ!)。

この漫画が4月22日から始まったのですが、最初に「やっていました」と書いた通り、昨日5月31日に残基が0となり最終回を迎えました。
ちょうど40日で終了ということで、これが長かったのか短かったのかは人によって感じ方は違うでしょう。

残念ながら世間的にバズることはなく終わってしまったわけですが、でも個人的には凄いなぁと思いながら毎日見ていました。
企画として『成功』だったと言えるかどうかは難しいですが、少なくとも何かしらの『成果』は上げたんじゃないでしょうか。

まずやっていくに連れてリツイートとイイネの数が増えていったこと、これが凄いです。
最初の方はだいたい平均30くらいだったのが、最後の方は平均50近くありました。
たかが20と思われるかもしれませんが、正直かなり難しいことです。
SNSで(SNSに限らず)何かしらひとつのことを続けたことがある人なら分かると思いますが、それの支持者を増やすのは容易ではありません。
むしろ最初は応援してくれた人が飽きて離れていくことなんてザラで、増えるどころか減るのが普通なんです。
そもそも僕らランクの芸人が大事めなライブの告知とかをしたって50なんてなかなか行かないので(悲しいね)、毎日の企画でその数字を出してたというのは凄いことでしょう。

次にファンがついていたこと、これが凄いです。
毎日この企画を眺めていたわけですが、熱心に応援してくれている方が複数人見受けられました。
感想を書いてくれたり、拡散のお願いをしてくれたり、カッパと共に単細胞を助けてくれるそれはもう素晴らしい方々です(笑)
しかもその方々は元々単細胞のファンだったわけではありません。
単細胞の口癖は「チケットが売れない…」でして、彼には本当に、それはもう本当にファンがいないんです。
それなのにそうして応援してくれる方が沢山いたということは紛れもなく『企画』や『作品』にファンがついたということでしょう。

あと単純に毎日更新していたこと、これが凄いです。
もうね、毎日何かをするってそれだけで大変なんですよ。
決められたこと(例えば筋トレ)をやるのだってなかなか大変なのに、ましてや創作を毎日ってこれはもう大変過ぎてゲロ吐きます。
今もし「たかが四コマ漫画を一日一本でしょ」って思った方がいれば、その人は今までの人生で何かを創る作業をしていない人だと思うのでどうぞ一度ご自身でお試し下さい。
しかもこの企画は一切収益になってないんですよ。
僕がこのnoteやふわっち配信を毎日続けられるのは大なり小なり収益があることが大きくて、どちらも無収入なら正直続ける自信はありません(笑)
40日間止まらなかった(ついでに言えば途中で追加の企画をやったりもしていた)こと自体が凄いことなわけです。

単細胞、お疲れ様。
次回作の『ぬっぺふほふを助けて!』を楽しみにしています。

※以下、有料記事は「あえて重箱の隅をつついてこの企画の穴を考えてみる」です。

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