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夢日記(2)「安心しなよ。これから腕を折ってあげるから」

ほとんどの夢は、時間も場所も登場人物もコロコロ変化し支離滅裂ですよね。

不思議なイメージの羅列でとても文章にすることができません。

でも、たまにリアルであったり、なんとなく筋が通ってたりするので、そんな夢を書き残してみたいと思います。

夢を日記に書くと危険だと言われてますね。だんだんリアルな夢を見るようになり、夢と現実が分からなくなるとか・・・

危ないと感じたらやめればいいし、そもそも書けるような夢なんてほとんど見ないでしょう。

やっぱり危険ですかね?

今回は第2話です。



「安心しなよ。これから腕を折ってあげるから」



私は自分の部屋にいて椅子に座っている。
どうやら私の職業はニュースキャスターかアナウンサーのようです。

そして今日出演する番組のことを考えている。何故かそのことを考えると怖いのです。

何かを話す予定をしていて、そのために、悪いことが起こる予感がします。

身の危険を感じているのです。

しかし、私は自分の仕事に誇りを持っていて、何があろうと立ち向かう覚悟はできています。

そのようなことを漫然と考えている。

気が付くと朝方のまだ暗い道路を、スタジオに向うため歩いています。

そしてタクシーを止めて乗り込みました。

すると両側のドアから二人の白人の男がするりと乗り込んできました。
ロシア人のようです。
軍人なのか、身のこなしに無駄がありません。

私はびっくりして、押し返そうとするのですが、男たちは屈強であっさり拘束されてしまいました。

「何をするんだ!!」

まだ、外は暗く人通りもありません。助けの声は誰にも届かない。


「安心しなよ。これから腕を折ってあげるから。」


私はパニックになりました。なぜそんな目に合わないといけないのか?

しかも、男たちは、何か恩着せがましいというか、その方がいいだろう?というような態度です。

ボキボキボキ!!

あっという間に、左腕を折られてしまいました。

「このほうが良かったろ。これでニュースに出なくてすむぜ。」と片方の男が言います。

痛タタタタタ!!

突然、視点が変わり、腕を折られて叫んでいる自分を見ています。

私の顔は痛みと恐怖で歪んでいる。

それを見ながら心の中で、それでもニュースに出るのだと決心していました。

と、そこで目が覚めました。



ここからは現実のお話。

昨日、こんなニュースを見ました。

ロシアのプーチン大統領が、ウクライナ侵攻をめぐって、「部分的動員令」を出しました。
国民の間に「徴収されるのではないか?」と不安が広がり、デモ活動が行われたりして世の中が混沌としはじめているとのことです。

そんな中、徴収を逃れるために「骨折サービス」が登場していると話題となっています。
信憑性は不明なのですが、料金は3000円ぐらいだそうです。

また、「自ら骨折する方法」の検索ワードが上昇するなどして、ロシア国民の不安は相当高まっていると思われます。




戦争はぜったい起きてはならないものです。身近な人が傷ついたり亡くなったりするのですから。

もし攻められたら応戦するしかないのですが、では攻められないためにどのような方法があるのか?
戦争に巻き込まれたら、犠牲者を最小限に抑えて終結させるためには、同盟国からのどんな助けや自国の軍備が必要なのか、一人一人が真剣に考える必要があると思っています。

何故なら、国民は選挙で選んだ議員に国の運営を任せる制度になっているからです。
選択を間違うと国が無くなってしまうかもしれませんよ。たとえ一部分でも。

いろいろな政党や議員が何を言ってどんな行動をしているのか?ニュースや報道番組がどこかの勢力の意見に偏っていないかなど注視する必要があるでしょう。
どこかでデモがあっても、ちょっとググってみれば、どんな人たちが何のために行っているかも分かるようになりました。便利な世の中になりましたね。



なんて、ニュースに影響されて変な夢を見ている私に言われることじゃないですよね。
これを読んでくれているいるあなたとは、夢の中で会えるといいですね。


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