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恋と生きる

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失恋が教えてくれたことはきっと一生忘れない

平凡な大学生活の中でもっとも思い出に残っていることと言えば、間違いなく「恋愛」である。

それは、青春の1ページであり、後悔が数十ページにも及ぶもの。

「そうだ、恋愛についての卒業論文を書こう!」

なんて、職場で呑気なことを考えながら当時を振り返る。

私の場合、学生時代最後の恋愛は社会人4ヶ月目の途中まで続いたが、学生恋愛の全てが実ることなく、「ありがちな恋愛」として幕を閉じ

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恋が教えてくれたこと

初めて恋をした幼馴染みと結婚して幸せな家庭を築く。

そんな私の夢は、幼馴染みと呼べるような男友達がいなかった時点で既に幻想へと変わっていた。

その後私は、中高6年間を都内の女子校で、大学6年間をとある薬学部で過ごした。

「好き」という感情は、きっと幼稚園の頃から知っていた。

初めて誰かと付き合ったのは小学6年生で、中高時代も誰かに淡い恋心を抱きながら過ごしてきたが、泣くほど

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別れが教えてくれるのは

失恋。

一瞬にして地の底へと突き落とされ、言葉では言い表せないほどの行き場のない辛さと悲しみで溢れかえる。

本気であればあったほど、その反動や衝撃も大きい。

後悔先に立たずをこれほど身をもって知る機会はなかなかない。

好きだったのに、好きだったからこそ、憎しみの感情も湧いてくる。

息が詰まるほど苦しい日々の幕開け。

でも、ふと気づいたときには穏やかな気持ちになり、楽しかった

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