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ダイエットでサプリ頼りは危険?!おすすめできないサプリ一覧

今は様々なサプリメント(栄養補助食品)が販売されています。

健康目的をはじめ、体脂肪や視力など特定の身体的な悩み改善を目的に購入している人も少なくありません。

しかし、エビデンス(証拠)が不十分だったり有効性に疑問があったりするものもあるため注意が必要です。

そこで今回は、研究でおすすめされていないサプリメントや成分、ダイエットに大切なことについて解説していきます。

✅ダイエット効果が疑問視されているサプリや成分

下の研究結果では、様々なサプリメントや成分のダイエット効果について、エビデンス不足や矛盾、不明確な安全性など問題点を取り上げています。

一覧にしてまとめると・・・

  • クロム

  • グアーガム

  • キトサン

  • 共役リノール酸

  • 高麗人参

  • グルコマンナン

  • 緑茶

  • ヒドロキシクエン酸

  • Lカルニチン

  • オオバコ

  • ピルビン酸

  • セントジョーンズワート

これらは、ダイエットに有効だとする証拠が不十分ということです。

中でもクロムは、有効性に加え長期間摂取した際の安全性が不確かだと報告されています。

また、グアーガムとキトサンは効果がないと結論を出しています。

私は「◯◯さえ飲めば痩せる!」と盲信するのではなく、これらの研究結果を踏まえて摂取するかどうかを決めるのは個人の自由だと思っています。

有害なものは別にして、効果がよくわかっていないものは絶対に摂取してはいけないということではなく、必要だと感じたらTPOに応じて上手に摂取すればよいです。

たとえば食物繊維が豊富なオオバコは、空腹の緩和や便秘解消効果が期待できます。

また緑茶については、下の記事でおすすめの飲み方を説明しています。

このように、サプリ単体でダイエット効果は「?」でも、活用の仕方によってはダイエットの大きなサポートになります。

✅ダイエットに大切なこと

どうしても楽なほうを選びがちなのが人間ですから、ただ飲むだけのサプリメントに頼る気持ちもわかります。

しかし、その前にダイエットの基本を確認して実践することが大切です。

1.メンタル

まず土台となるメンタルは重要ですね。

  • 何のためにダイエットするのか…

  • 本当に必要なことなのか…

  • 誰かに言われたことではないのか…

  • 雑誌やテレビの影響ではないのか…

  • 本心から手に入れたいのはどんなスタイルか…

これらのことをよく考えることが大切です。

「できるだけ細くなりたい!」とがんばってダイエットしていても、心の奥底では健康的なスタイルがベストだと思っていることがあります。

他人に影響された表面的な気持ちと本心がちぐはぐになってしまい、挫折してしまうケースも少なくありません。

2.食事

次に食事です。

ダイエットで大きなウエイトを占める食事管理では、「個人差」を認識する必要があります

糖質で太りやすい人もいればそうではない人もいます。

あるダイエット成功者が勧めた食材を食べたら逆に太った…なんて例もあります。

ここでサプリを含め、巷にあふれている「食」によるダイエット法を考えてしまうと、本質を見失ってしまうことになりかねません。

糖質や脂質の摂取過多の現代において、たんぱく質重視+ビタミン・ミネラル類の食事はダイエットのベースにしたい基本の考え方です。

そうすることで、特定の栄養が不足している「質的栄養失調状態」を改善することが期待できます

このようにして決めた食事を一定期間続けてみて、体脂肪やメンタル、体全体の調子などの変化を確認することが大切です。

どんな食事や栄養バランスが自分にあっているのか、個人差が見えてくるでしょう。

3.運動

最後に運動習慣です。

基礎代謝量や日常的なカロリー消費量を増やすためには、運動は大切な要素です。

健康的に痩せるためには、普段の生活で上手に習慣として取り入れることが大切です。

運動も食事と同じように合う合わないがあるため、一定期間続けて変化を観察するようにしましょう。

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