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部門経営者になろう!〜「自創経営」その2〜

「自創経営」(じそうけいえい)というのは、2000年から我々が取り組んでいる、セルフマネジメントのできる「部門経営者」を育てようという経営の考え方です。
創始者は、建設機械レンタル大手、西尾レントオールの元常務取締役、東川鷹年さんです。

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当時の社長(父)が日本経営合理化協会のセミナーで東川先生の講演を聞いたのがきっかけで、1999年度の「自創経営塾」に当時の社長、山本常務3名で参加したのが始まりです。

1年かけて、自創経営の仕組みを学び、翌2000年に全社員に「ランクアップノート」を配布し、社内導入して現在に至ります。

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「自創」とは、自主性と創造性の頭文字をとって、東川先生が名付けたものです。

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社長がひとりではできないから、人財を採用し、組織ができていきます。
仕事の役割分担をするのですが、任された仕事においては、任された人は、社長の代わりにその仕事をします。
これが「部門経営者」です。

部門経営者の定義は次のとおりです。

「自らが計画を立て、チェックし、改善し、その目標の達成に責任を持つ人」

かなりハードルが高い感じですが、そのために自分で自分をマネジメントできるよう、また、上司と部下との対話でお互いに成長できるよう「ランクアップノート」という共通のノートをツールとして使います。

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このノートに、日々の計画を落とし込みます。

経営理念、行動指針をはじめ、年間の経営計画、部門方針、そしてこれに基づく個人の年間計画を貼付します。

チームメンバーは、個人の年間計画(チャレンジシート)を見ながら、毎月の計画を「月間目標」のページに記入します。

毎週、それを「週間」「日々」のページに落とし込んでいく。

小学校の夏休みの計画表のようなもの、といえばイメージできるでしょうか。
一人ひとりが自分でこれをチェックして「セルフマネジメント」します。
上司と部下の対話の際には、上司がノートを見ながら、目標が達成できるようにフォローしていきます。

2000年の導入から20年。
ノートを全メンバーが持つようになってから入社したメンバーが大半で、伍魚福にとってはなくてはならないツールになっています。

一人ひとりが真の部門経営者になれるようにしたいです。
これにより、従業員にとって「おもしろい会社」となり、「伍魚福エンターテイニングスパイラル」のスパイラルアップも実現できると信じています。

最後までお読みいただきありがとうございました! 伍魚福の商品を見つけたら、是非手にとってみて下さい。社長のいうとおりになってないやないかーとか、使いづらいわー、とか率直なコメントをいただけるとうれしいです。 https://twitter.com/yamanaka_kan