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ドラマ『坂の上の雲』(日本/NHK/2009年/全13話)

司馬遼太郎の歴史小説が原作のドラマ、『坂の上の雲』を観始めました!そもそも観始めた由来は、現在放送中の朝ドラ『エール』が面白すぎて75話〜100話あたり(戦前〜戦後)まで一気観してしまい、NHK制作の歴史系ドラマの良さを痛感したからです。

私は記憶力が悪すぎて歴史が大の苦手だったのですが、物語を通して観ると誰かの人生の話になるので心にもしっかり残って、勉強にもなって良いなぁなどと思います。

お話はこんな感じ(ネタバレなし)。

司馬遼太郎の代表的長編歴史小説を原作に、3年にわたって放送された壮大な人間ドラマ

・見どころ
司馬遼太郎が、明治という時代に立ち向かった男たちを10年かけて描いた青春群像劇。秋山好古・真之と正岡子規を、阿部寛、本木雅弘、香川照之という演技派3人が熱演!

・ストーリー
日本が近代国家として歩み出したばかりの明治の初め、伊予・松山に3人の男がいた。後に、日露戦争で大きな役割を担った秋山好古・真之兄弟と、明治を代表する文学者・正岡子規。彼らはただ前のみを見つめ、明治と言う時代の坂を上ってゆく。

(U-NEXT配信ページより引用)


今3話まで観たのですが、とにかく物語が面白いです。話の進行として語りが入るのですが、これが多分司馬遼太郎が書いた地の文の部分だと思うのですが、その文章が凄く上手くて迫力があって惹き込まれます。

語りの声が上手いなーと思って聞いていたのですが、なんと渡辺謙で、でも渡辺謙感ゼロのアッサリ爽やかな語りなんですよね。役者陣の演技もいいけどとにかく語りがいいドラマです。


陸軍軍人役の阿部寛は筋肉隆々で薪割りが上手いし、その弟の海軍軍人役のモックンは顔が綺麗だし、正岡子規の妹役の菅野美穂は屈託の無い感じが凄く良くて、いやとにかく菅野美穂が良いです。かと思いきや主演3人は言葉に言い表せない自然な良さがあります。あまりにも普通に良いのです。自然すぎるのです。

ハァァーーー明治ーーー!と思いながら見てます。ちなみに、正岡子規の筆名の由来には涙してしまいました。

そんなわけで引き続き視聴が楽しみなドラマです!

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