見出し画像

精進料理に目覚める3歩前  #12

絶好調に”くぇーぶー”続行中である。
一昨日まで27℃そして昨日から10℃。
気温のジェットコースターも同時進行中。

ああ。
寒暖差アレルギーさん。
あなたがこんなに離れがたい存在だったとは。。。

さて。このnoteはワタクシがアトピーさんと体調不良さんから逃げ回るために食事を精進料理の方向に進めていくものである。あくまでも途中。なので、まだお肉も食べたいし、お腹を壊す原因のニンニクも食べたい、小麦粉使って揚げ物も食べたい。。などなど数々の誘惑に立ち向かいながら進んでいるような進んでいないような状況を記している。


基本的に電話に出んわを心に決めているのだが、
たまたま手元にあるときに黒電話がリンリン叫び始めたので
久しぶりに通話ボタンを押してみる。

”あんた、この寒いのに何してるの~?
 おじぃが掘ったじゃがいもが山のようにあるから
 おじぃとおばぁ2人じゃ食べきれないよ~
 箱2つ持ってまわって来なさい!!”

。。。プーっ、プーップー



強制終了。。。箱2つ。。。って
おばぁ。





どんだけーーー!!

この前箱捨てたばかりだけどなんて思いながら
家の中をゴソゴソしてみると。。。

水の箱と泡盛の箱。

昨日空になったのだろう。
恐ろしいタイミング!!


車に載せて。。。


はい。準備完了。



おじぃとおばぁの家に着くとあっちの倉庫もこっちの倉庫も。
芋、イモ、いも。

画像1

どーん。

画像2

うひゃー!!綺麗!!
じゃがいも農家だったら規格外に選別しなきゃいけないくらい大きい!!


”4箱送ったのにまだこんなにあるからどーしようかねー。
 今年は暑いからこの時期でこんなに大きくなって、
 これ以上大きくしたら虫つきそうだから全部掘ってきたみたいよ~”って。


。。。頂きます!!

画像3

掘りたてで皮が柔らかいからタワシでゴシゴシして
せん切りにしてガレットに。

これから毎日芋生活。
今度おじぃとおばぁにも焼いて行こう。



どこかでキッシュの写真を目にしてしまったので
どーにもこーにもキッシュを食したい。
幸い家の庭では材料にできそうな、ほうれん草がすくすくと成長中。

んんんんー。。。
課題は、小麦粉と牛乳か。


牛乳は豆乳を投入することにして。。
土台はどうなっているんだ?

悩み相談にはやはりGoogle大先生。
土台は米粉で出来ます。
。。。米粉は確か全部、前回の天ぷらで衣に変身した。

次なる相談は冷蔵庫先輩。
昔揚げならありますよ。
。。。昔揚げに協力を求めるしかない。

油でベタベタにならないようにしっかりお湯に浸かってもらって、
正方形に変身。
タイルカーペットの要領でお皿に敷き詰めてみる。

そこに庭のほうれん草と
おじぃとおばぁの畑で調達した玉ねぎを炒めて粗熱をとる。
そこにシーチキンとブロッコリーを加えて
卵とブラックペッパー、塩を加えて豆乳を投入。

グルグルして、お揚げさんの上に乗せて、チンした結果。。。


画像4

。。。出来た?

チーズ乗せてみたかったけど冷蔵庫先輩にないと言われたらしょうがない。
マヨネーズだけはお許しを。。。

これ。いい感じ。
次はキノコを用意しよう。


それにしても。
わかめのパッケージの裏側に描かれていた
もやしとわかめとほうれん草の和え物のイラストが
脳裏に焼き付いて離れない。

ほうれん草がある今こそ。

やるしかない。

画像5

むふ。ほうれん草あるから毎日食したい。

前回のnoteに書いた、あの世の正月、十六日。
あっちもこっちもご先祖様から貰って帰ってくるオードブルは
揚げ物フェスティバル。

ここでMOTTAINAIお化けを発動させてしまったら
アトピーさんもお祭り騒ぎをし始めたので
やはり揚げ物と小麦粉とお肉と相性がよろしくない。

お腹のお休みのために、

画像6

もずく雑炊。
もずくの磯臭さがたまらない。

ほうれん草の話に戻ろう。
海ほうれん草 (。。多分ハマホウレンソウ)も庭で
縦横無尽にのびのびと成長している。

画像7

昨年種を庭に捨てただけ。
その辺に生えているのでもちろん植えていない。

和名はツルナ。
アイスプラントの親戚みたいな感じで、シュウ酸が含まれていて
少しアクがある。
胃腸の炎症を冷ましてくれたりもするらしい。

塩レモンとローゼルがまだあったので
湯がいたツルナと塩レモンサラダ。

画像8

さっぱり。
でも。この独特なザラザラ感は好き嫌いあるかも。

せっかくなら定番なおひたしや味噌汁以外に活躍して頂きたい。


前回奮闘中のまま終わったバレンタインスイーツは
柿の種をもって終わりとなる。

チョコレートで柿の種をコーティング出来るなら
黒糖でもできるやも。なんて野望を胸に抱き挑戦し、
何故か飴となる。

画像9

カッチカチやぞ。
カッチカチ。

。。。。火加減なのか。
若干香ばしすぎたので再チャレンジ。

今度は固めやすくするために軽く砕いてみる。

画像10

煮詰めて。

画像11

画像12

固めて、カット。
なんちゃって雷おこしみたいになったので
バレンタイン用のゆで卵に添えてプレゼント。

おじぃたちは黒糖の方が体にいい、って言いながら
入れ歯でガリガリ戦ってくれた。
また作ろう。


アトピーさん
今回のオードブルであなたがお祭り騒ぎをするのを見て
あなたの好みを再確認。

ワタシは野菜生活からはみ出そうとするクセを
もう一度改めなきゃいけないことに気が付いたよ。

それでは、また次回。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?