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精進料理に目覚める3歩前 #25

一昨日のだじゃれを覚えているだろうか。



虹を撮って、雨上がりを確認して作業着に着替え、
窓の外を見たら大雨。

スコールかと思って雨が上がったのを再確認して
畑で草取り開始。

腰が痛くて体を伸ばしたらまた虹が出ていて、
虹を撮り終えて草取りを再開したら

土砂降り。

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見事に雨に降られてもう畑に入れないので
帰宅しようと歩きだしたら再び太陽と虹。

1時間で気分屋全開である。


さて。このnoteはワタクシがアトピーさんと体調不良さんから逃げ回るために食事を精進料理の方向に進めていくものである。あくまでも途中。なので、まだお肉も食べたいし、お腹を壊す原因のニンニクも食べたい、小麦粉使って揚げ物も食べたい。。などなど数々の誘惑に立ち向かいながら進んでいるような進んでいないような状況を記している。


見事に雨に打たれて、雷に取られぬよう
ヘソを曲げたワタクシは畑に戻らないことを決意して
マグロと向き合うことにした。


今週の頭に釣り上げて貰ったマグロ氏が冷蔵庫で待機している。

因みに、マグロ氏はこちら方で。

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体重は30キロ程あったらしい。

話を週明けに戻して・・

釣りの翌朝にこのマグロ氏を解体すると聞く。
うむ。寝起きの早朝ヤギ事件が起こったので
早起きは性に合わないと確信したのだが
せっかくの夏である。

冬になったら朝早く目が覚めるなんて奇跡が
このワタクシには起こらないだろうし、
布団がワタクシを引き留めるであろう。


早起きするならば今しかないのだ。

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朝焼けの漁港をかろうじてある意識の中船までたどり着く。
船に乗り込むのも一苦労である。



先ほどの飼いたいくらい可愛いマグロ氏の解体を
ゆらゆら波に揺られながら見学する。

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姿を変えていくマグロ氏。



ワタクシの内臓が起動する時間ではないのだが
姿を変えたマグロ氏の骨の周りについた身を見たら
どうにも綺麗にしてみたい。

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器とスプーンを船から探し出して貰って
骨から身をはがしていく。


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それをその場で醤油にダイブさせて口に運んで行くのを眺めていたら
早朝に起動しないはずのワタクシの内臓も高速起動である。

何なら白米が欲しい。


骨の周りから回収した身を持ち帰り、
その日の夜、翌日の朝ご飯とする。

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前回もお伝えしたのだが今回もう一度申し上げよう。
ワタクシの朝ご飯の時間に摂る食事を世間では昼ご飯と呼ぶらしい。



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見事に変身したマグロ氏。

我々は写真の中の一本を持ち帰ったのだから
食べきるのはほぼ困難である。

配ったり、時には庭から大声で催促されて消費していく。

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これだけ贅沢におすそ分けしてるのに
ガリガリに痩せているのが不思議である。


まあいい。

マグロ氏をどんどん変身させていこう。
なかおち丼の翌日にはお茶漬けにしたのだが

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ご覧の通りのんびりと写真を撮っている間に
米が出汁を吸ってぶくぶく太っていたのだ。

おすそ分けを貰いに庭に来るあいつに
この吸収の良さを見習って頂きたい。

一応、お茶漬けと言いつつ 
出汁だし。


生食ばかりでも飽きるのでガッツリしたおかずにも変身させる。

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唐揚げにしたかったのだが下味をゆっくりつけられず
揚げて甘酢だれを作って誤魔化したのがこれである。

これならば鮮度があまりよろしくなくても出来るので
便利である。


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こちらはアトピーさんへの嫌がらせのために
米粉、米粉のパン粉、米油を駆使して高速で変身させた

マグロフライ。

お気に入りの☆でもつけておこう。


スーパーになかなか買い物に行く機会が減ったので忘れていたのだが
低血圧、貧血さんのワタクシは塩分を含んだ食材を欲しているので
生ハムさんが好物であった。

だがしかし。
お肉卒業を目標としているのでそんな好物ですら
すっかり存在すら忘れていた。


どこかでちらっと魚で作る生ハムについて見かけたので
有り余る程のマグロがあればチャレンジしてみようではないか。


塩をまぶしてキッチンペーパーを巻いて
ひたすら水分を抜く。

そして数日後。
何とかそれらしきものが出来上がったので
おかずにして食してみる。

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さて、この写真で気づいたであろうか。
前回も紹介したこの時期の野菜。
あのゴーヤーである。

今回は好物で誤魔化して食してみよう大作戦。

結果、引き分け。

やはり苦い。


最後は貧血さんに必需品のマグロ氏の血合いの変身である。
カツオ君の時に塩ゆで、モルディブ料理の

ガルディヤ

に変身してもらったのだが、同じようにマグロ氏も変身。

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あっさり。


これで今回のマグロ氏の変身はおしまい。
七変化にしようと思ったのだがどうやら一品足りない。

アトピーさんの薬とお別れしてから二回目の夏であるが
今年も畑にいる毛虫殿による痒み以外は悩まされていない。

ケムケムのチクチク痒みは思ったよりも強いのだが。。


それではまた次回。


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