E=mc2のからくり 第1章 6
講談社・ブルーバックスの「E=mc2のからくり」を読みながらノートをとったり、まとめたり感想を書き留めたりしています。
ニュートンの第2法則は加速について。ちょっと難しい感じです。動きがあって速度が変わるから。「慣性の法則」は、動いているにしても止まっているにしても、その速さは変わらないので、計算もしやすくて、例えば「時速60キロで2時間走ったら何キロ先まで行けるでしょうか」なんて問題も、60 X 2 = 120 で120km、とシンプルです。でも、いったん走り出した車がどんどんスピードをあげていったとしたら?。。。加速度の計算は習ったような気がしますが、忘れてしまいました。。
物体は力を加えられないと、同じ速度で同じ方向に動き続けますが、力を加えると、速度が変わります。また力を加えた方向に向かって加速します。っていうことは、飛んでいるボールが、たまたま横から来た他のボールにあたったとしたら。。そんなそんな状況は、現実にはないかな。あ、思い出した。小学校の時、ボールをふたつ使うドッジボールが流行って、運動の苦手な私には地獄のような時間だったんですが、その時に二人の生徒が投げたボールがたまたまぶつかったことがあって、みんなで「おおおっっっ!」って盛り上がったことが。だから、現実に起こることですね。
あの時、ふたつのボールはそれぞれ加速したんでしょうか?それぞれ逆方向から投げたボールだったら、加速どころか原則しちゃいますよね。それとも減速も加速の一種なんでしょうか。マイナスの加速度?最初に法則を読んだときには、なんか当たり前のことのような気がしたんですが、いろいろ考えてみると、奥が深そうです。
重いものは加速しにくく、軽いものは加速しやすいというのもニュートンは発見しています。「力」は「質量」と「加速度」の積で表されます。
「力」=「質量」x「加速度」ですね。
この式を書き換えると
「加速度」=「力」/「質量」
で、同じ力で何かを押したら、質量が大きなものほど加速度が小さくなることになりますね。
昨日は重いものが動かしにくいのは、摩擦のせいだと思っていたと書いたのですが、ピアノ線でぶら下げたボーリングのボールと、ピンポン玉を考えてみると、ピンポン玉の方が断然早く動かせますね。
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