細胞の中の分子生物学 第1章 6
講談社・ブルーバックスの「細胞の中の分子生物学」を読みながらノートをとったり、まとめたり感想を書き留めたりしています。
DNAの基本的な構造(ヌクレオチド)を作る、3つのかたまりのひとつ塩基は以下の4種類でした。
・アデニン(A)
・グアニン(G)
・シトシン(C)
・チミン(T)
1949年、エルヴィン・シャルガフという人が、どんな生物でも、AとTの含有量がほぼ同じで、GとCの含有量もほぼ同じである、という発見をし、これは「シャルガフの法則」と呼ばれています。
DNAの構造を研究していたジェームズ・ワトソンとフランシス・クリックは、そのころまでに、DNAがらせん構造をしていることまでは発見していました。でも内部がどういう構造になっているかまではわかっていませんでした。DNAの中で、A、G、C、Tの4つの塩基がどういうふうに結合すると「シャルガフの法則」が成り立つのかを研究したふたりは、とうとうその構造を突き止めました。
DNAの構造は。。
1. AとTが2個の水素結合を介して対になっている
2. GとCは3個の水素結合を介して対になっている
3. DNAは2重らせん構造
遺伝子の中では、アデニンとチミン、そしてグアニンとシトシンが水素結合でペアになっているんですね。
それぞれがペアになってるところを化学式で書こうと思ったら、なんか上手くいきません。酸素(O)や水素(H)が余ってしまう。水素結合というのもよくわからないし。。ここは、いちどヌクレオチド全体の化学式を書くところから始めていようと思いました。塩基はアデニンにします。
これがアデニン。
そして五炭糖。
これがヌクレオチド。
どうやら、リン酸やアデニンと結合しているところで O や OH が抜けているようです。何となく昔習った記憶があるような。。。これは分子が結合して水(H2O)が抜けた状態なんでしょうか。。。?
読書を先に進めたいので、これについてはまた後で確認したいと思います。
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