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遺伝子と遺伝子情報とDNAとアデニンとグアニンとシトシンとチミン

遺伝というのは遺伝情報が親から子に伝わること。現代に暮らす私たちにとっては常識だと思います。

遺伝情報は遺伝物質のDNAによって親から子に受け継がれるんだよね。DNAっていうのはたしか二重らせん構造になっていて、分裂するときは二重がほどけて、コピーみたいな新しい組み合わせができて子に受け継がれるのかーよくできてるなー。とこのくらいまでが私の知識でした。あと、アデニンやグアニン、シトシン、チミンなんていうのが膨大な数連なることで複雑な情報を伝えているんだったような。

本書を読み始めるまでは遺伝子といって思いつくのはこれくらいでした。

今、第1章を読み終わって分子構造がわかってきたので少し理解が深まりました。わかってきたことを少しずつまとめたいとは思っているのですが、気が付いたことがひとつ。

第1章をでDNAの構造とDNAが複製される仕組みがわかって、なるほどーって思ったんですが、よく考えてみると仕組みがわかっただけで、実際には結局よくわかってないなあと思うのです。DNAが大量につながっていて、そのつながり方の順番によって、膨大な量の情報を親から子へ伝達することができる。これは何となくわかる気がします。でも、ただの原子の連なりがその生物の性質を決めてしまうなんて不思議です。私たちの体は結局機械と同じなんじゃないかって気までしてきます。この本は一般向けなので、そこまで触れているかはわかりませんが、研究者というのはそういったことに好奇心を掻き立てられながら研究をすすめているのかもしれないなあなんて思いました。



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