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ちょっと複雑な授業参観

今日は小4娘の人権参観だった。

午前中の4時間、どの時間を見に行ってもいい。

1時間目は「友達のことをもっと知ろう」
娘が提案したゲームをやるらしい。
3時間目はミニ運動会。
4時間目は英語「マララのスピーチ」
ついでに2時間目は算数「割合」

私は1時間目を見に行きたかったのだが
娘にミニ運動会をすすめられていた。

「ママが楽しめると思う!」

(ミニ運動会は玉入れに綱引き?
にぎやかだろうし、避けたいな〜
まぁ当日まで様子を見よう)

今朝のコンディションを見ても
やはりミニ運動会はやめておこうと思った。

娘に「ママ、ちょっと耳が痛くてさ
今日の参観、運動会はやめておこうと思う」

そう言ったら、
ちょっとしたことで怒り出した。

どうやら1時間目は
見てほしくないらしい。

「じゃあ4時間目の英語見にいくね」

娘はプイッと怒ったまま出発した。

あ〜音が平気だったら
ミニ運動会に行くのにな。

まぁ仕方ない。

学校に着くと
綱引きが終わったところで、
先生に促された子供達が
保護者に向かって
お礼の拍手をしていた。

ちょっとチクッとした。

校舎の中に入ると
休み時間で
廊下に子供達の声が響き渡る。

学校に来るといつも不思議に思うのだ。

私はこんなにぎやかなところに
一体どうやって
通い続けていたのだろう?


朝ケンカ別れになったので
娘の反応を少し気にした。

娘は1番前の席で
後ろの私に気づかず
1時間過ごした。

4時間目の英語がはじまった。

外国人の先生に続いて
子供達が英語で発声練習。

しまった。
これもにぎやかではないか。
私は英語の1時間(45分授業)もつのか?
無理だったら途中で出よう。

(も〜1番興味がなかった
算数にすればよかったのか?)

発声練習は最初の挨拶がメインで
しばらく続いたが
動画や筆記2時間もありセーフだった。

耳栓しようと思ったけど
なんだか付けにくくて
結局つけなかった。

武装集団に襲われ
銃で頭を撃たれても
女性や子供達の教育、人権を
社会に訴えた「マララ」の
スピーチを使った授業は
興味深く45分があっという間だった。

①世界の全ての子供達
②世界の全ての先生達(保護者も含む)
③本と
④ペンがあれば

世界は変わる。

(↑これを英語で書いていた)

この授業をしてくれた英語の先生は
「子供達に何を伝えるのか?
私達教師にも責任があると思っています」
と言っていた。

この先生は私の同級生である。
いつもありがとう。

「子供達に何を伝える?」
いい質問。

授業が終わると
娘がかけ寄ってきた。

「ママ来てたん?」

その後も
しばらくひっついて来てて、
言いたい放題だったりするけど
なんだかんだ娘は私の事が好きらしい。

ぼんやりとそう思った。

ACカウンセラー山下 あいこでした♪


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