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【読書感想文】『嫌われる勇気』から大事な子育てスキル3選!

お疲れ様です。
今日、たまたま同期と帰りのエレベーターが一緒になって、一緒に帰るのかなぁと思ったら
「あ、私飲み物買ってから帰るねー」て言われた


…私、嫌われてるのかな?

ということで、最近『嫌われる勇気』を読み返しています。

どんな内容だったかなーとパラパラめくっていたのですが、読めば読むほど
「え、これ育児書?」ってくらい内容が胸に刺さります。ぐさっ。

アウトプットも兼ねて、子育て中のパパママにこそ大事だなという箇所を独断と偏見でまとめてみました。

良かったら楽な気持ちで読んでください。

子育てに役立つアドラー編

1.子どもを怒るのは親の支配欲

「母親は怒りを抑えきれずに怒鳴っているのではありません 。ただ大声で娘を威圧するため 、それによって自分の主張を押し通すために 、怒りの感情を使っているのです 。」

—『嫌われる勇気』岸見 一郎,  古賀 史健著

普段、思わず大きな声で子供を怒ってしまう時ありますよね。
そして夜、子供の寝顔を見ながら

「ごめんね、あんなに怒っちゃって…ママも怒りたくて怒ってるわけじゃないのに…(くすん」

はい、ダウトーー!!
アドラーはこれを明確に否定してきます。

怒りは自分の目的(相手を威圧)を果たすために、自分が選んで使っている道具というわけです。うむむ…苦しい…
「怒り」を使わないコミュニケーションを選択できる人間でありたいです。

2.「あなたのため」は「私のため」

「世の親たちは 、頻繁に 「あなたのためを思って 」という言葉を使います 。しかし 、親たちは明らかに自分の目的——それは世間体や見栄かもしれませんし 、支配欲かもしれません——を満たすために動いています 。つまり 、 「あなたのため 」ではなく 「わたしのため 」であり 、その欺瞞を察知するからこそ 、子どもは反発するのです 。」

—『嫌われる勇気』岸見 一郎,  古賀 史健著

親子で交わされるやりとりの定番
「勉強しなさい!」
「今やろうと思ってたのに!」
というのがありますよね。

「ママだって言いたくて言ってるんじゃないのよ、あなたのためを思って言ってるのー!!」

はい、これもダウトーー!!
アドラーはこれも明確に否定してきます。

親の「勉強しなさい」は子供の課題に土足で踏み込むようなものらしいです。

勉強ができなくて将来困るのは子ども、それゆえ勉強するかどうかは子どもの課題。

だからと言って放置するのは違くて
子どもが何をしているのか、何をしたいのか両親はちゃんと把握し、いつでも援助できることを伝えておくのが良いとか

むむむ…

でも確かに、自分だって旦那に
「おい、まだ皿洗わないのか」と言われたらカチンときますよね。
うるさい、今やろうとしたとこじゃ!てなるよね。

3.子供が困難にぶち当たるのを見守れ!

「困難に直面することを教えられなかった子どもたちは 、あらゆる困難を避けようとするだろう 」

—『嫌われる勇気』岸見 一郎,  古賀 史健著

ぐさぐさっ!!!
思い当たる節がありすぎる…

たとえば、うちは長男が人見知りなのですが、
知らない人に
「お名前なあに?」
「…(もじもじ)」
ていう状況がよくある。
そして沈黙に耐えられず
「◯◯だよね?」と思わずヘルプしてしまう私…

これは長男が「勇気を出して知らない人と話す」機会を横から奪い取ってる行動なんですね。

反省の極み。

もちろん、全てアドラーが正しいわけではないけれど自分の子供への言動ってよく考えるとどうなの?と考えさせてくれる一冊。

読んだことがある人も多いと思いますが、内容忘れてきたなぁ、読んだことないなぁなんてママ、パパにはぜひ読んでみてほしいです!

こちらではパパとママの関係性について、本書を通じて考えたことをまとめてます。↓

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