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【読書感想】『嫌われる勇気』から考える、夫婦が幸せになる生き方

天気に気持ちを左右されまくる人間、るぅです。皆さんはお元気ですか?
雨の日は会社休みって法律できないかなー。

以前、『嫌われる勇気』から子育てのコツ3選を書いたんですが

今回は夫婦関係について「おぉ…」と思ったことをまとめてみました。

我が家は、2人とも年齢が近いので、夫婦であり親友みたいな関係でケンカも少ないですが
実は私、育休〜産休中はモヤモヤしまくってました。

当時は、ホルモンバランスとかもあるしそんなもんと思ってましたが
この本を読んで「そういう見方もあるのか」と思ったので感動をシェアします。

1.縦の関係ではなく横の関係を築く

いちばん大切なのは 、他者を 「評価 」しない 、ということです 。評価の言葉とは 、縦の関係から出てくる言葉です 。もしも横の関係を築けているのなら 、もっと素直な感謝や尊敬 、喜びの言葉が出てくるでしょう 。

—『嫌われる勇気』岸見 一郎,  古賀 史健著

アドラーは、自分の価値を実感するためには、人との関係を上下で捉えるのではなく横の関係を築くべしと言っています。

思い返すと、妊娠〜産休時期は働いて稼いでる夫の方がえらい的な気持ちがどこかにあって、

旦那は働いているんだから休みくらい休ませてあげなきゃ(でも自分も睡眠不足で辛いのに)

なんで旦那はそんな基本的な育児も家事もできないのかな(イライラ)

と、モヤモヤが大量発生していました。
(自分の家事の力量は宇宙の彼方に置いておいて。)

それは、私が夫との関係を上下に捉えていて、自分の価値が脅かされていたからかもしれません。

小さい子のママ友の集まりってめっちゃ旦那の悪口大会になりませんか?
ちなみに私の周りはそうでした笑。

今思えば、旦那を下げることで自分を優位にさせて自己肯定感を保つためのママたちの自己防衛だったのかなーと思います。

今は、共働きフルタイムに戻り旦那と同じ立場なので精神的に楽になったのかもしれないな、なんて思いました。

そもそも、働いているから偉いとか、家事・育児ができるから偉いとかそんな視点で見ること自体をアドラーは否定してるみたいです

We are ナカーマ!!!

という考え方をすると幸せになるみたいですが。
(できるまでにはかなりの訓練が必要ですよね)

2.仕事を理由に育児をしないのはNO!

「「仕事 」とは 、会社で働くことを指すのではありません 。家庭での仕事 、子育て 、地域社会への貢献 、趣味 、あらゆることが 「仕事 」なのであって 、会社など 、ほんの一部にすぎない 。会社の仕事だけしか考えないのは 、人生の調和を欠いた生き方です 。」

—『嫌われる勇気』岸見 一郎,  古賀 史健著

これは本当に快心の一撃。
いるよね、こういう人。

それぞれの家族に事情があると思うので、一概には言えないかもしれないけど

アドラーは調和を欠いてるって言ってるよ。アドラーがね。私じゃないよ←

仕事だけとか、育児だけとか、夫婦2人が納得しているならいいと思うんだけど

どちらかに不満があるなら、バランスが良くない証拠なんだろうね。

そして、さらにアドラーからの追撃!!

「おそらく 、そうした父親は 「行為のレベル 」でしか 、自分の価値を認めることができていないのでしょう 。自分はこれだけの時間を働き 、家族を養うだけの金銭を稼いでいる 、社会からも認められている 、だから自分は家族でいちばん価値が高いのだ 、と 。」

『嫌われる勇気』岸見 一郎,  古賀 史健著

決まったぁぁぁぁ!!!!
全国の仕事を理由に育児に参戦しない父親に100ダメージ。
(父親だけじゃないかもしれないけど)

威張っている父親の虚像がペチョンですね。

うーん…手厳しい。

なお、異論や反論は私でなくアドラー先生まで。

これを読んでくれている仕事も育児も頑張っているワーママやワーパパさんは、大変なこともあるかもしれないけど人生の調和のために努力しているということですね。
あっぱれです。

他にもたくさんためになることが書いてありましたが、私の力量ではまとめきれませんでした笑。

気になった方はぜひ本書にあたってみてください。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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