男性教員もこれで安心!育児休業給付金を手軽に計算できるツール配布します!
いよいよ今年も終わろうとしています。
男性教員の中には、来年度の育児休業取得を検討されている方も多いのではないでしょうか。
自分は、2023年4月~2024年3月まで育児休業を取得していますが、育休を取得するにあたって、心配だったのが職場への負担と休んでいる間の収入でした。
職場への負担については、1学期中に育児休業に入る場合、4月から代替教員が配置できるという制度を使って軽減することができました。
また、収入面については、育児休業に入る前に収入を予測し、ある程度の安心感をもって育児休業に入ることができました。
また、実際に育児休業に入ってからの収入(4月~7月)について予測と比較することで、育児休業中の給付金についてある程度理解をすることができました。
今回は、育休取得前の予測と実際の収入から学んだことを活用し、育児休業中の収入を簡単に計算できるスプレッドシートを作成したので紹介します。
収入面が不安で育休取得をためらっている先生方が、収入に目安をつけ育休取得を決断する一助となれば幸いです。
(1)給付金の計算に必要なもの
今回のシートで必要になる情報は、
・育児休業開始日
・育児休業終了日
・標準報酬月例
3つです。
また、昨年度の手取りが分かれば、昨年度の収入と比べてどれくらい減少するか比べることもできます。
標準報酬月額は、以下のサイトが詳しいです。
各自、秋ごろに標準報酬決定通知を受け取っていると思うので、その金額を入力してください。
育児休業給付金の決まり方を詳しく知りたい方は、以下のサイトを参考にしてください。
※なお、今回の計算シートは自分が個人的に作ったものです。ボーナスなど、給付金以外の収入がある場合もありますので、このシートで大体の目安をつけ、詳細を事務さんに確認するといいと思います。
(2)シートの使い方
シートは、閲覧権限で共有します。
※共有の仕方はあとで紹介します。
共有されたら、ファイル → コピーを作成 でマイドライブにコピーを作成してください。
マイドライブにコピーを作成したら、赤枠の中に必要な情報を入力していきます。
※昨年度の手取りを入力すると、収入の減少分を視覚化できます。
必要情報をいくつか入力するだけで、育休取得中の収入を把握することができます。
育休中には、この収入だけでなく勤務期間によってボーナスの支給があります。
また、住民税や保険料など給料から天引きされていたお金の請求も来ます。
それらもふまえて事前にある程度の貯金を確保しておく必要がありますので注意してください。
それらの金額については、今後の記事にまとめていこうと思いますので、興味のある方はフォローをお願いします。
(3)シートの配付
データの配付は、Googleフォームを使う方法に変更しました。
上の記事をよく読んでいただき、記事内のGoogleフォームからお問い合わせください。
(4)まとめ
今回は、スプレッドシートを使って、育児休業中の給付金簡単に計算するシートを紹介しました。いかがだったでしょうか。
今回の記事が、みなさんの育休取得の後押しになれば幸いです。
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