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黒板とチョークからの進化!iPadとMiroで黒板をデジタル化!Jamboardからの移行にも!

先日こんな記事を書きました。
記事の中での結論は、「GoodNote5のブラウザ経由同期の改善待ち」でしたが、その後も探し続けた結果、ほぼ理想的なオンラインホワイトボードアプリに出会いました。それが「Miro」です。

今回は、miroのいいところと、活用方法をまとめていきます。
※Miroの表記は場所やサイトによって「Miro」だったり、「miro」だったりするので、この後は小文字で表記します。


(1)miroの良いところ

miroは様々な会社で導入されている、オンラインホワイトボードです。
会議室に置いてあるホワイトボードを、オンラインにもっていったイメージです。

オンライン上であることを生かして、多様な機能が実装されており、リアルなホワイトボードを超えるような使い方ができます。

miroでできることは以下の通りで、

  • 無限キャンパス

  • 共同編集と共有権限の設定(閲覧 or 編集)

  • 各種サービスとの連携(GoogleDriveやOneDriveなど)

  • ファイルやリンクの埋め込み(YouTubeなど)

  • ブラウザで動作&同期 → デバイスを問わずにアクセス

  • 投票機能

  • タイマー機能

  • 手書き機能

  • プレゼン機能

  • 付箋機能

  • 多様なテンプレート

など、現実にあるホワイトボードでできることはそのままに、オンラインであることを生かした機能が上乗せされています。

詳しい使い方や機能は、YouTube上に解説動画が多数あるのでそちらを見ていただければと思います。

GoodNote5のβ版では同期のスピードに課題がありましたが、miroは同期も非常に早く、ブラウザ経由でも十分に使えそうです。

夏休み中に習熟し、2学期からガンガン使っていきたいと思います。

(2)miroをどう使うか

① 授業で使う

授業で使う際には、無限キャンパスを生かして多数の資料を配置したり、共同編集機能を使って、生徒の意見を引き出して整理したり、タイマーや投票機能で話し合いを促進したり、多様な使い方ができそうです。

生徒のレポートを集約し、生徒同士のレポートを見比べ、良いと思ったものにコメントしあったり、投票するというような活動も簡単にできそうです。

生徒が見たい場所を自分で選んでみることができるのも、黒板を置き換えるのにちょうどいいかもしれません。

黒板の持つ速さと自由さ、一覧性の良さを損なわずに使えそうな気がします。閲覧モードと編集モードを切り替えて共有できるのもいいですね。

miroのような無限キャンパスでは前時の板書をそのままmiro上に残しておくこともできます。単元を通して板書見て、内容を把握したり、単元としてのまとまりで考えることもスムーズにできそうです。

他のクラスで出た意見も付箋にそのまま残しておけば、クラスを超えた協同学習も行えそう。

できることが広がります。

② 会議で使う

miroに会議の資料を読み込んで共同編集することで、会議中に論点をまとめたり、意見を集約したりすることもできそうです。

現在は様々なアプリで作った会議資料をPDFに変換して冊子にまとめて共有していますが、miroを使えばそのままのファイルをホワイトボード上に広げ、参加者で見ながらコメントしたり、修正したりすることが可能です。

資料を毎回PDFにする必要もなく、会議の流れも確認しやすくなると思います。

(2)miroには教員プランもある

miroは無料で使えるプランもありまが、ボードが3つしか作れないなどの制限があります。

授業で使うにはすこし物足りないですが、実は教員や学生向けのプランも用意されています。

サイトが完全に日本語化されているわけではないので、とっつきにくさを感じる方もいるかもしれませんが、やり方を調べたり、Chromeの翻訳機能を使うと教員版の資格を申請できます。

Miróには学生・教員版のプランがある

教員版ではボードの数が100までになったり、メリットが大きいです。僕は、学校の名札をアップロードしたところ、その日のうちに認めてもらうことができました。対応が早すぎてびっくりしました。

簡単な申請の仕方は以下通り。

miroのHPにアクセスして、価格(plan)をクリック
下にスクロールしてEducationの詳細を見るをクリック
教育者として応募するをクリック
必要項目を入力
確認書類を添付して送信

(3)まとめ

今回は理想のノートアプリ探しの続編として、Miroというサービスを紹介しました。多機能でいろんな場面で使えそうです。

上手く使えば黒板を超えるようなことも可能になるのではないかと非常にワクワクします。

実際に使ってみた感想や気づいたこと、教員版の申請方法の詳細や日本語化(β版)する方法も、また記事にしていきたいと思います。

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