もしかしたら「クリエイターあるある」はこの世から無くなりつつあるのかもしれない

初めまして、私は株式会社リチカでクリエイティブディレクターをしている山口と申します。

リチカという会社では主に広告クリエイティブの制作を行っていますが広告クリエイターの在り方についても日々議論されアップデートが行われています。その証拠にnoteで「リチカ」と検索してみるとリチカの人たちによるアツい記事がザンっと並びます。本記事ではそんなリチカにおけるクリエイティブ制作の環境をご紹介させてください。

早速ですが「クリエイターあるある」と聞くとネガティブなものを想像される方も多いのではないでしょうか？もちろんどの職種にも「あるある」は存在しますがクリエイターの場合ある種独特かもしれません。リチカでは既存の「クリエイターあるある」が発生しないような体制づくりが行われていますので、「あるある」を解決する形でご紹介していきます。

クリエイターあるある①
「とりあえず、プロにおまかせします！」
「(一番困るやつだ...!)」

何を作るにしても土台が無いと進めていくのって難しいですよね。
僕で言うと無限の自由に対してめっぽう弱かったりするので、逆にある程度制約が決まっていた方がスムーズに制作できたりして助かります。これは、依頼側の完成予想図がフワッとしていることが原因と考えられます

リチカの場合

リチカではこれを未然に防ぐため、フワッとしているなら一緒に考えます。なぜなら基本的に単発の制作はほとんどなく、リリースして出た数値を元に改善するサイクルを回すことが前提の中長期的な目的達成を主としているためです。
その中で積み上がった企業様との関係値から、企業様が抱えている本質的な問題を突き止め、様々な企業様との取り組みで得たファクトや知見を元に、解決方法までご提案していきます。

クリエイターあるある②
「これそもそも企画・構成から作り直しだな」
「（ここまで作ったのに...!?）」

これは制作が進んでいるほど、ダメージは大きいですよね...
このようなちゃぶ台返しによって世に出なかったクリエイティブは数知れず...

リチカの場合

しかしリチカではクリエイティブがお亡くなりになるとはありません。なぜなら蘇生ルートがいくつも用意されているからです。
リチカでは［構成・デザイン・モーション］といった要素で分けてデータベース化しているので、たとえ世に出なかったクリエイティブもデータベースに溜まっていきます、超便利です。
ディレクター間で「前のアレ、使ってもいい？」みたいなやりとりもしばしば、還元マインド。

クリエイターあるある③
「すいません！ここを修正していただきたく...」
「(そこ最初に言って欲しかった...)」

あ〜これやっちゃうな、言われたこともある〜！！
最初から修正点を全て見つけることってかなり難しいんですよね...これが起こる原因として、完成予想図が曖昧 or 完成予想図の伝え方が曖昧 ということが考えられます。逆に言うと双方の認識がバッチリ合っていれば起こらずに済むってことですね...

リチカの場合

これはリチカでも起こります、その対策としてリチカでは制作データのルール化を行っています。ルール化することにより後出しの修正要望に対しても素早く対応できます。
定期的にクリエイター視点からの視点で議論を重ね、クリエイターの制作環境の最適化を目指しています。

いかがでしたか？クリエイティブの役割が多様化している現代において、
今日お伝えしたクリエイター環境の改善というのはリチカに限らず至るところで始まっていると思います。一方で取り上げたあるあるのような悩みを抱え込んでしまっているクリエイターさんもまだまだいると思うので、皆様のご意見もぜひお聞かせください。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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