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【訃報】パーソナルトレーニングで事故相次ぐ…


いったいどれほどのトレーナーが現状の活動に心から納得した上で仕事ができているのだろうか?



現状に満足できない状況に立たされているトレーナーがあまりにも多すぎではないだろうか?




そんな思いで、今後パーソナルトレーナーを目指す方や現役トレーナーの方々とトレーナーとしての経験や心構え、知識や稼ぎ方を始めとした有益な情報を発信していく必要性を感じ、note参戦を決意したまっすーです。


さて本日は、最近業界で話題となっている記事をご紹介いたします。


ダイエットや筋力アップなどの目的で、「パーソナルトレーニング」としてトレーナーから個別指導を受ける際に、重傷などの事故が相次いで発生している。近年の筋トレブームを背景に、消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)が実態調査に乗り出した。(記事引用)


記事によれば、専門知識を持たないトレーナーも存在し、その点についても注意が喚起されています。また、トレーナーの資格保持の重要性も、記事で示されています。


確かに、紹介された事例においては、適切な知識と学習を経ていれば事故を防ぐ可能性が高かったと感じます。


また、事故が発生した場合の間違った対応や、元々の信頼関係の欠如により、消費者センターなどに相談が持ち込まれることも考えられます。


さらに、個人的な見解ですが、致命的な事故の発生件数を減らしても、今後トレーナーとクライアントとのトラブル件数は増加し続ける可能性があると予測しています。


近年、パーソナルトレーナーの数は増えていますが、その中には質に問題があり、パーソナルトレーニングの本質から逸脱したトレーニングを提供するトレーナーが多いためです。


【パーソナルトレーニングの本質とは?】


パーソナルトレーニングの本質は「個別性」にあります。パーソナルトレーニングでは一般的に正しいとされる情報でも、クライアントにとっては必ずしも適切ではない場合があります。



パーソナルトレーニングの特性上、トレーナーとクライアントのズレが大きくなるほど、結果が出にくくなり、信頼関係の欠如やトラブルの可能性も高まります。



「ダイエットを成功するにはスクワットが大切だとトレーナーに言われ、半ば強引にスクワットをやらされることになった。トレーニングのイメージが当初と掛け離れてしまいつまらないと感じるし、思ったより結果も出なかった。」



このようにトレーナー側が一見正しいことを主張しても、認識に差異があるままセッションに移行してしまうと、信頼関係が崩れたり、トラブルの可能性があがってしまいます。


【トレーナーに求められること】



トレーナーは成果を出したり、トラブルを未然に防ぐリスクマネージメントのためにも、パーソナルトレーニングの本質である個別性に特化したアプローチをどんどん磨いていく必要があります。


具体的には「クライアントに寄り添った対話力を身につけること」は大切です。これについては今後詳しく記載出来たらと思います。



トレーニング指導に関して言うと、「なぜこの人にこのメニューをやってもらう必要があるのか?」「なぜこの人には自重でエクササイズをやってもらう必要があるのか?」「なぜこの人にはこの重さを使用させるのか?」「なぜその体勢で行わせるのか?」「なぜそのような言い回しで伝えたのか?」


などをしっかり考え、根拠に基づいてプログラムを提供することが必要です。今持っている知識を、お客さんのためにしっかり使いこなし、その根拠を説明できる段階まで持っていけるようにしていきたいです。


【資格の必要性】


最後に、現時点での私の考えをお伝えします。
私は現在トレーナー育成スクールで講師をしていて、NSCA-CPT(トレーナーの大手資格)を取得させるための講座を持っています。


そのような立場の私ですが忖度なしに正直な見解を述べさせていただきます。


私は「資格がなくても仕事はできる。しかし、トレーナーとしての武器がない場合、資格取得が推奨される。」と考えています。


特に指導実績がない段階では、資格が信頼を築くための保険となることがあります。クライアントは、「私を担当するトレーナーは、専門的な知識を持ち、成果を出せる人物なのか?」という点を気にする傾向があります。


したがって、実績がない時期には資格を持つことで、お客さんや同業者との信頼関係を構築することが重要です。


資格を挨拶代わりの名刺として活用することも出来ますし、それがお互いの安心に繋げていくための道具になり得ます。
(ただしお客さん側から資格の有無を聞いてくることは稀なので名刺として渡せるようにしておくことが大切です。)


ただし、それ以上でもそれ以下でもありません。



将来的には実績と経験が重要視されるため、資格に頼らず、クライアントのニーズに合わせたトレーニングを提供する能力を高めていくことも必要です。


つまり【トレーナーを目指す段階では資格を取るべきだが、最終的にはなくても大丈夫にしておくべき】


というのが私の正直な見解です。


ここまでご覧いただきありがとうございました。

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